表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/20

12話:どこ行こう、初めてのデート

前回から10日以上経ってしまい、

「俺ホント恋愛模様に疎いな」

と自己嫌悪(笑)しちゃう今日この頃。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?


でも、それでも。描きたい世界がある限り、

私はスマホを手に取ろうーー。



一言にまとめます。

「投稿遅れてごめんなさい(_ _)」


6月20日:微改稿


(本文:1670字)

 早くに着いちゃっても、映画が15時からであることに変わりはなくって。



「えっと〜、どうしよっか?」

「·····」



 中央駅に入ったはいいけど、ここからどうするかはまったく考えてなかった。せいぜいお昼時の混む時間を避けてランチして、そこから少しブラブラしてから映画、って思ってた。

 そしてそれはりゅ…、、つ、つばさくんも同じだったみたいで、難しい顔をしている。何か、何かアイデアは…。



「…そういえば、まといの服は、いつもどこで買っているんだ」

「え? ああ、これ? これは3階にある女性服売り場で買ってるよ」

「む、そうだったのか。俺はあまり中央駅に来ないから、どこに何があるか、よくわかっていない…」



 つばさくんの言葉に、わたしはなるほど、と思った。


 中央駅は地上6階と地下1階から構成されていて、ファッション系や雑貨、食品売り場のほかに、習い事の教室や歯科医院など、さまざまなお店で賑わっている。


 その一方で、スポーツ店はせいぜい某大手靴メーカーさんくらいのもので、ゲームセンターと本屋さん以外で男子高校生が心踊るものはない。

 ゲームセンターにあまり興味がないつばさくんには、馴染みある、とは言えない場所なのかもしれない。



「そんなに気にすることないよ。わたしだって、沙彩先輩と服買いに来るとき以外は来ないもん」

「そうなのか?」

「うん。この服も、沙彩先輩が選んだんだ…」

「そうなのか…」



 そう言ってつばさくんは、わたしの服を改めて見る。

 ゴスロリとは言ったけど、何もみんなが思い描くようなゴテゴテしさのあるもの(黒○女さんみたいなガチっぽいもの)じゃない。

 今わたしが着ているのは、半袖のホワイトシャツに、膝下丈でフレアスカートになっている黒いワンピースというシンプルなもの。昨日サーヤちゃんと話して、「これならあんまりそれっぽく見えない」と言って、これになった。

 …そういえば、つばさくんはこの服装、どう思ってるんだろう。



「ねえ、つばさくん。この服、改めてどう思う?」

「??? さっき言った通りだが…?」

「えっと、その。これ派手じゃ、ない…?」

「派手…?」


 そう言ってつばさくんは、少し考えてから、





「そんなことはない。落ち着いた色合いとデザイン。物語から出てきた深窓の令嬢と言われても信じてしまうと思うぞ」



「!!!!!! ホ、ホント!?」

「ああ。改めて、よく似合っている。神宮先輩は目利きが良いんだな」

「あ、ありがとう/////…」



 自分から聞いといてなんだけど、すごく恥ずかしい。でも、とっても嬉しい。わたしもこの服、気に入ってるから…。



「……よかったら、中央駅のこと案内しよっか?」


 ーーだからなのか、自然とそんな言葉が口から出てた。


「それでいいのか…?」

「うん。洋服、褒めてくれたお礼」

「!? …わ、わかった。よろしく頼む」

「んふふ、任せてっ!」


 まずはどこにしよう。あまり時間はないから、つばさくんが自分からは向かわなそうな場所がいいかな。


 どうしよう。笑みが止まらないーー



「んふふ♪」



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「……よかったら、中央駅のこと案内しよっか?」


 予定が決まらずに悩んでいると、まといの方からそんな提案をされた。それはとてもありがたい申し出ではある。あまり中央駅に来ない身として、覚えたいと思う。

 しかし、それを初めてのデートで頼むのは、如何なものか。


「それでいいのか?」


 俺は思わず、反射的に聞いていた。するとまといは、今までにないほどの笑顔で、





「うん。洋服、褒めてくれたお礼」



 ……ゆいと。お前がよく、鳳の笑顔が好きだと言っていたの、今なら分かる。この笑顔のためなら、なんでも出来そうな気さえする。



「わ、わかった。よろしく頼む」

「んふふ、任せてっ!」

(!?)



 そう言ってまといは、俺の手を引いて歩き出した。いつもは恥ずかしがって手も繋げないのに、今は自然と繋げている。おそらくどう回るか考えながら歩いているせいで、気づいてないのだろう。

 言って気づかせるかと思ったが。




「んふふ♪」



 ーーもうしばらく、この笑顔を見ていたい。


読んでくださり、ありがとうございます。


恋愛モノっぽく書けてたら幸いです( *´︶`*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ