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11話:『つばさくん』と『まといちゃん』

ついに1000字を切りました。

どんどん短くなってるような(¯―¯٥)

さっくりお楽しみください(_ _)


6月20日:微改稿


(本文:999字)

 

『いい? せっかくデートするし、ここらで距離を縮めるためにも、名前呼びから始めてみよっか♪』

『えぇ!?』



 昨日サーヤちゃんに言われて、確かにと納得はしたけど、未だに恥ずかしい。好きな人を名前呼び…。な、なんかすごいな、これ。恋愛初心者のわたしには刺激が…


「…、鯉沼?」

「うひゃぁっ!!!!!!」


 突然の声に驚いてそっちを見ると、そこにはやっぱり竜ヶ水くんがいた。いや、声で分かってはいたんだけど、分かってたから余計にびっくりしちゃった。だって、


「竜ヶ水くん、まだ10時だよ?」

「……お互いさまだ」

「そ、それもそうだね…」


 元々、わたしたちが決めた集合時間は、朝の11時。そして今は10時。1時間も前に集まっちゃった。楽しみでつい早く出てきたせいで、お母さんにも彼氏が出来たことがバレちゃうし。迂闊すぎて恥ずかしい…。



「……せっかく早く来たんだ。予定よりたくさんのことができると思えばいいだろう」

「そ、そうだねっ! まずはどうしようか?!」


 ついつい言葉が上擦っちゃうけど、気にしちゃダメだよね、うん。


「そうだな…。……“まとい”、その服、似合っている。可愛らしい雰囲気がいいな」

「あ、ありがと…、って、え!?」


 い、今竜ヶ水くんはなんて…


「……昨晩、『付き合い出したんだから、名前で呼ぶといいんじゃない』と」

「そ、そうなんだ…」



 ……なんだろう。サーヤちゃんの匂いがする。もちろんこれは物理的な匂いじゃなくて、関わりを感じるって意味だけど。


 確か小鳥遊くんとサーヤちゃんは、お互いの連絡先を交換している。ここで繋がってても不思議じゃない。きっと裏で合わせたんだと思う。……応援してくれるのは、嬉しいような恥ずかしいような。


 でも、竜ヶ水くんもこうして呼んでくれたんだもん。わたしも呼ばないと!


「つ、つばさくんも、かっこいいよっ」

「!?」


 竜ヶ水くん改め、つばさくんはとても驚いたような顔をしたかと思うと、すぐにその顔は嬉しそうな表情になって。


「……なんか、いいな、名前呼び(これ)

「そ、そうだね…」


 ……わたしは恥ずかしくて死にそうですぅ!!!!!! どうしよう、つばさくんの嬉しそうな笑顔、素敵すぎる!!!!!! しかもそれが、わたしに向いてるなんて…! ああもう、生きてて良かった〜!!!!!!




 〜〜〜


「…まずはどこかに入ろう」

「そ、そうだね…」


 ーー数分後、周りの人に見られていることに気付いたわたしたちは、急いで移動するのでした。

読んでくださり、ありがとうございました。


まといちゃん、途中テンションやばいですね笑

好きな人の笑顔は正義。はっきりわかんだね。

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