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華の煌めき  作者: まーく
3/30

2話 取引

山川 博。私と同じクラスの男子生徒。成績優秀で如何にも優等生な根暗眼鏡。


そして彼の持っているスマホは正しく私の物!?


「か………」


「か?」


「返せぇ!!」

迷いなく飛び掛かる。

まずスマホを奪取。

さらに口封じを………


「おっと」


「へぶぅ!?」

だが私の格闘ゲーばりの動きを(主観)山川君はアッサリ避け私は顔から廊下にめり込む。


「大丈夫かね渡瀬君」


「………」


「渡瀬君?」


「後生です!どうか…どうかそのスマホを返して下さい!!」

力で無理なら土下座しかない!

私は外観だけ誠心誠意の土下座を決行する。


「色々と凄いね君」

山川君は呆れた声をだすが、なりふり構ってられない。

彼は知らないのだ母の恐ろしさを。


「しかし安心して下さい、ちゃんと返しますよ」


「ほ、本当!?」

おお!効いた私の秘奥義が!!


「ただし条件があります」


「条件?………はっ!まさか私の躯!?そんな!でも相手は精力の塊な男子高校生、くっ!分かったわ好きにすればいいじゃない!!」

私は大の字に寝転がる。

ああ私の純潔がこんな形で失うなんて。



「取り敢えず君は人の話を聞こうか」

山川君の声が気のせいか疲れてるように聞こえた。

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