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育成方針はどうしようか

転生二日目の朝。

あー良く寝た。さらさら砂ベッドは想定外に寝心地がよかった。

ただのどがからからだ。

土でコップを作って、水操作を選択して水を満たし、熱操作で程よく冷やして飲み干す。

美味い。魔法いいね!


「ギフトの魔法って、なんちゃら操作って言うのが多いね」

「魔法はもともと物理法則に精神力で干渉するところから来ている。だから物理法則の

操作が基本。 オリジン魔法と呼ばれる。ザースでは既に失われた知識となっていて、

一纏めに神代のものとして 神話的与太話っぽく扱われている」

「ザースの普通の魔法ってどんなの?」

「火魔法、水魔法、土魔法、風魔法が基本4大魔法。これらは契約魔法であって、定型

の詠唱 を行うことにより、契約により一定の魔法効果のきっかけが発生し、詠唱者が

それを利用できる。

 例えば火魔法のギフトを得た者が『●●●、●●火球ファイアーボール』と詠唱

すれば定型 の火球を使うことができる」

「熱操作と何が違うの?」

「契約魔法はよく言えば簡易で安定的、悪く言えば融通が利かないし燃費が悪い」

「最初の方のごにょごにょって云うのは何言ってたの?」

「これは古代語。発音もイントネーションも微妙に難しい。しかも意味を想起しながら

明瞭に一気に詠唱しないと発動しない。発動に時間がかかるし、詠唱失敗も多いし、

詠唱を妨害されたら終わりだ」

「燃費が悪いのはなぜ?」

「契約者に気力の50%から90%くらいを奪われるからだ。残りが詠唱者の魔法とし

て発動する」

「その契約者って誰よ」

「いにしえの大いなる存在らしい。人族なら神かな。魔法ギルドだという噂もある」

「ふうん。契約魔法も使ってみたいかも」

「いずれ使う機会もある。利用価値もないではない。ただ最低でも気量2が必要

だからまだ早い」

「ぐぬぬ。。。」


「そういえば、ギフトって何?」

「神から与えられた才能。100人に1人程度の割合で生まれつきギフトを持つ人が

いる。稀種、あるいは貴種と呼ばれる。遺伝的要素もあるので一家をなした稀種の一族

は稀族となっている。

なお、レベル10毎にギフトは一つずつ新たに与えられる。内容を選ぶことはできない」

「生まれつき持ってるのはひとつだけ?」

「一つ持ちが100人に1人。二つ持ちは一万人に1人。三つ持ちが100万人にひとり」

「四つ持ちは1億人に1人か。ザースの人口は?」

「星全体で20億。人族に限れば10億。3大陸あるけれど、この大陸の人族は5億人という

ところか」

「そんなものなんだ。地球より随分少ないね。あ、俺のギフトって49だよね、多くな

い?」

「ものすごく多い。というか前代未聞のあり得ない数だよ。転生者のギフトは2~3個

が普通。

 多くても5個くらいまで。ザースでも記録に残る過去最高は12個とされている」

「そりゃまた随分と俺とはかけ離れてるね。何で俺だけそんなことになった?」

「天文学的な乱数的偶然と、転生執行官の裁量、ハジメの魂の器の大きさという偶然の

産物だな」

「転生執行官ってあの美人のお姉さん?」

「普通は光る球体などと認識されるようだけど、よっぽど魂の相性がよかったんだろうな」

「ふふふ、俺は魂の器の大きな人間だからね。それで印象よかったとか?」

「人間としての器とは全く関係ないから。ザースへの転生用が大きかっただけで地球では

無価値だったから。器が大きかったのはギフトに堪えて初めてわかったことだから」

「がっくし。どことなく嬉しそうに言ってない?」


「嬉しいよ。器が大きかったから存在できた。適量を超えたギフトは対価を要求する。

転生者は普通生命力とかの基礎値は各500程度、年齢は15歳、レベルも10~20、

最高の装備を得て、然るべき場所に、お告げ等で然るべき受け入れ態勢を整えた上で、

送り出されるはずだからね。

年齢がゼロ未満ならそもそも魂が壊れてしまうし、基礎値がゼロでも死産。年齢もこれ

以下だったらここでは生存不可能だったよ。ギフトの対価で色々食われちゃっても最低

限必要なものが残って本当に幸運だった。転生執行官が持ち時間で自由設定と神知をと

っさに与えてくれたのもホント助かった。優秀な人だったね」

「そもそも基礎値やレベルってどれくらいあればいいの?」

「レベル1は自分のことは自分で一応できる程度、レベル2は他人の面倒も見れる一人前

の大人、レベル3で家長、レベル4で数戸の班長さん、レベル5は集落の長や末端兵士の

平均レベル。レベル10ならかなりの強者だ。レベル5で各基礎値は5程度、レベル10

で各40くらいかな。レベルが1上がると基礎数値は平均で1.5倍になる。レベルの違

いはかなり絶対的といえる」

「へえ、はやくレベルアップしたいねー。あ、俺の場合は頻繁に超回復してレベルはとも

かく基礎値はすぐにでもいいとこまで行きそうだね」

「丸裸でひとりで人里離れた草原に放り出されたらかなりの強者でも絶対生きていけない

から。強めの敵や弱くても多数の敵に狙われたら基礎値が各40あってもまず勝てない」

「。。。。。油断大敵、肝に銘じますです」


「それにしてもさ、なんで俺がここに転生させられたんだろう?」

「さあ。情報はギフトに食われて与えられなかったから、もはやわからない」

「でも必要があったからわざわざ連れて来られたんだろ?」

「そうだと思うけど、考えてもしかたない。所与の条件で頑張るしかない」

「うんそうだ。恵まれてるんだから何とかなるよね。生き残ったらバラ色だ」

「そうそう。やればできる子、将来楽しみな子」

う、さすがジョーは俺の一部。わかってらっしゃる。


「さしあたっての方針だけど、魔法重視、物理は補助程度に育成して行こう。

狩りは安全マージンをとりながら必要最低限で。超回復による基礎値底上げを

メインに進めよう」

「よし!気をどんどん使おう。生命力を自ら削るのは必要最低限で」

「うーん死なないように生命力を上げたいけどね。心が折れるのも考え物だから

まあそれなりにだね」


方針決定直後に、ギフトのよみがえりを選択して、蘇りのまじない?をした。

髪の毛数本ぶち抜いて、細長い石にしばって、俺の血を数滴かけて、砂ベッドに安

置する。

「これで死んでもここで蘇るかもだ。ただし一回きり。術者ワタルの技術も未熟だし、

対象者ワタルのレベルも低いし、失敗して蘇らないことも当然あるし、蘇ってもバグ

が発生して不完全体になる可能性がある。絶対使いたくないね。消滅するよりましな

程度だよ」

「皮膚が裏返しになったりしたら怖いね。未熟者ですいません」


更にギフト隠形おんぎょうを選択して、気配を消しつつ、目をつけていた毒いも

を掘り出して(地操作)、あぶって(熱操作)、念のため状態異常耐性、同大を選択

してから食した。

ふむ、不味からず美味からず。幸い毒にはあたりませんでした。


さあ朝飯も済んだところで転生二日目の行動開始だ。


ギフト ハジメ

理力操作/熱操作/地操作/空気操作/光操作/水操作/聖操作

危機感知 同大 同極/危機対応 同大 同極

隠形/状態異常耐性 同大

索敵/鑑定/判別

自然充填 同大 同極/自然回復 同大 同極

成長促進 同大 同極

蘇り

自己確認/神知/自由設定

残17


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