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赤いドラゴン

何ヶ月ぶりの投稿だろう…

「へぇー…ドラゴンすか」


「え、何?強いの?」


扉の先にはでかい赤色のドラゴンが佇んでいた。


「まぁ…そうっすね。神魔だし」


「うへぇ…まじか〜」


巨大な二対の白い角にこれまた巨大な蝙蝠のような赤い翼を持っていた。


するとドラゴンはいきなりその大爪を掲げて来た。


「グァラアァァァア!!」


「ぅおぉっ!?」


私はその攻撃を咄嗟に避ける。

その攻撃で地面に大穴ができてしまった。

スキルが無かったらミンチになってた……

私は鞘から刀を抜き、ドラゴンを断ち切る。


「ふっ!」


ドラゴンの鱗は思った以上に硬く、刀は深部まで届かない。


「ヘラクレス!!」


「うっす」


ヘラクレスは腑抜けた声で大剣を掲げ、ドラゴンにむかってぶん投げた。




ぶん投げた!?


「なっ!?なっ!?何やってんの!!!」


「ふん、俺の半神半人の力。甘く見ないことっすね!」


大剣はドラゴンにむかって飛んで行き、ドラゴンはそれを角で止めようとする。

するとヘラクレスは何を思ったのか自分の投げた大剣の柄に向かってドロップキックをかました。


「うおおおおおおお!!!!」


大剣はヘラクレスの蹴りによって力を増し、ドラゴンを押し切ろうとする。


まさに見ている光景は題名をつけるならばまさに『ドラゴンと人間の力くらべ』と言ったところだ。


「グルロォォォオオオ!!」


「おおおおおお!!!!!!」


そしてその力勝負はヘラクレスが勝ち、大剣の衝撃でドラゴンは吹き飛んだ。


あれ?私の出番なくない?


もうあいつ一人で良いんじゃないかな?

そう思った。








ドラゴンを倒した先には、謎の門があり、ヘラクレス曰く、「ここから迷宮をでれます」だ、そうだ。

しかし、門をくぐった先には、バカみたいにいた冒険者が誰一人としておらず、そこには無数の木々が生えまくる、という光景が広がっていた。

思わずびっくりして「冒険者がみんな木になった!?ルキノォォォォォオオ!!!」と、ヘラクレスに叫んでしまった。

ヘラクレス曰く、「外に出れるからって同じ場所に出られるわけじゃないんすよ(笑)」だ、そうだ。

思わずグーパンしてしまった。


「じゃあ、とりあえずこの山からおりましょう」


「あー…そうだねー…」


やる気がなさそうに呟いた。


もう疲れた。寝たい。


そして、10分ちょっと歩いた時、とんでもない事にきずいた。

スタイトジェルを起動する。

そして、俺はその中から《疾走》という物にポイントを全振りする。


「よしっ、ヘラクレス、私の背中に乗りなさい」


「えっ?」


「ほら、いいから早く」


そう言って私はヘラクレスを強引に背中に乗せる。


「行きます」


ゴッ、という効果音と共に私は山を駆けた。


ヒュウゥゥゥ!


おおー!私は風になったぁぁぁぁぁあ!!


音をも置いて行くそのスピードにヘラクレスは音も立てれず気絶した。





「何だよ、勇者とか名乗ってるくせして気絶とか。お前ドラゴン乗ってんじゃん」


「ドラゴンの何倍の速度出てると思ってるんすか〜」


本当に勇者なのかこいつは?

この疑問は実に何回も頭に浮かんだ事がある。女々しいやつめ。


「で?これからどこ行くの?」


「そうっすね…んじゃまぁここから結構近いんで、アースガルズにでも行きますか」


「え!?アースガルス!?」


北欧神話じゃん!やったぁ!


私は意気揚々とついて行った。

すっごい短くてすいません。

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