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スキルポイント

「おいコラ、ヘラクレス」

「言葉に棘がありますよー」

「お前レベル何だ?」

「うーん…260くらいにですかね〜」

「神様って皆そんなにレベル高いの?」

「まぁ俺は弱い方ですから何とも言えないけど、親父は300くらいあった気がするなー」

「うわぁ…」

「ツクヨミさんもそれくらいあったじゃないすか〜」

「でもおr…私の時は測定不能だったぞ?」

「レベルが高すぎるから鑑定紙が測定できないんすよ」

「そうなんだ」





俺たちは迷宮の出口を探して深く潜り込んで行った。ヘラクレスいわく引き返すより前に進んで最深部で出口までワープした方が早いそうだ。途中出会う魔物は酷く気持ち悪い形をしている物が多かったがあまり強くなくて助かった。どうやら神魔はあまりいないようで今のところ遭遇していない。


「ツクヨミさん魔斬スキル使ってないっすね〜」

「魔斬スキル?」

「これあげますからスキルポイント降ってみてください」


ヘラクレスは謎の空中にできた穴から謎の宝石を取り出した。謎だらけだなぁ…四角い形をしていて何処かに取り付けるようにするためかチェーンがついていた。


「何だそれ?」

「へパイトスとその他鍛冶神が制作したスタイトジェムです」


状態宝石?


「指で触ってみてください」

「ん」


指先で触れると宝石は光だしてスクリーンのような物が出てきた。科学的だな。


「これがツクヨミさんのステータスです。スピードと魔力が凄いですね。そして…ここを押すとスキル欄が展開します。あれ?全部スキルポイントが戻ってますね…変だな…じゃあツクヨミさんのお好きなようにポイントを降ってください」


そこには戦いのためのスキルや生活するためのスキルなどが沢山並んでいた。スキルポイントは4132ポイントもあった。俺は何レベなのか凄い気になる。

回避スキルというのにポイントを降ってみた。


「ちょっと切りかかってみて」

「え?」

「いいから、遠慮なく切って?」

「?わかりました」


ヘラクレスの剣が切りかかってくる。

すると当たる寸前で動きがスローになった。

なるほどそういう事か、凄いな。大切そうなスキルだったのでMAXまでポイントを降った、MAXは10だった。


俺はそのあと適当に色んなスキルにポイントを降ってみた。それでもスキルポイントは全然減ってなかった。


「普通に生活してるだけで色んなスキル覚えるんでポイントは降っといた方がいいっすよ」

「便利なもんだな」

「鍛治神の英知の結晶ですからね〜」


よくやった、鍛治神。





今何階くらいに来たのだろうか。周りはだんだん薄暗くなり不気味さを増していく。

それから何時間か歩くと大きな扉があった。


「これが出口か?」

「まぁそうですけど、中には他の魔物より強い魔物が居座ってます」

「神魔ってやつ?」

「まぁ、そうですね」


ここのBOSSだものな…避けては通れないかー


「んじゃいきますよー」

中のドラゴンは二人が美味しくいただきました



冗談です。これから戦闘シーンへ直行!


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