転生
典型的な俺TUEEE物ですが他のとはちょっと違う所があります。つまらないと思った人はすぐに戻るボタンを押してください。
こんなのでも問題無く読める!という心の広いひとは恐縮ですがよんでってください。
…俺はどうやら死んでしまったようだ…
…どうして死んだのかは覚えていない…
…でも俺は死んでしまった。なのになぜか俺は…
「あれ?」
あれ?死んでないぞ?おかしいな…?
気ずくと俺は病院にいた。
確かに死んだはずなんだけどなぁ…
どんなふうに死んだのかは覚えてないけど、病院で蘇生ができるようなことじゃなかった気がする…
…まぁなんにせよ生きているのなら何だっていいや。
俺は白いベッドで眠りについた。
あれ?ここは何処だ?
なんだか眩しくて…体が熱くて…痛い…
やっぱり死んじゃってたのかな?
気ずくとさっきまでの眩しさは無く周囲を見渡すと暗い空間がどこまでも続いている
!?
「うわぁ!?」
和風の鎧をきた綺麗な銀色の髪をもった女がいきなり現れ日本刀を自分に向け俺を睨みつけてきた。
思考回路が回らない。いきなりのことすぎてまずなにをしたらいいか分からない。
しかしこれだけは言える…
このままだとまた死んじまう!
俺はできる限りの速さで逃げ出した。
女は俺をいつでも殺せたのに逃げ出す俺を止めたりはしなかった。
どうやら俺を殺したりする気はないようだ。
「すいませんが死んでください」
今俺がおもったことを秒速で覆してきた。
内心泣きそうになりながら…と言うか泣きながら必死でその場から逃げていった。
わけがわからなかった。いきなり死んだとおもったら自宅で転生。夢かとおもったら痛覚がある。そこで死ねって言われる。
「神様にでも呪われてんのかなぁ…」
半ば諦めを見せながら言った。
よく考えてみれば俺は前々から運の悪い男だった。
ジャンケンでは勝ったことがないし
数学のテストではコンパスを直前によく無くしていた
大切な場面ではいつも事故った
一人暮らししてからはよく空き巣に入られ
どんなに高価で強い防犯をしていても必ず入られ絶対に鍵やら防犯カメラやらを壊して入られた。
はぁ…またしても死んでしまうのか…もうここまでくると運が悪いどころの話じゃなくなってきた気がする。
せっかく生き返ったのに…
こんなことを考えている間に女はもう俺に追いついていた。
「二回も死ぬなんてなぁ…人類初の快挙だよ…」
この状況が夢かもしれないということに一筋の希望をこめて女を見た。
女は言った。
「死ぬと言いましたが本当に絶命してしまうわけではありません。少し自分ではなくなってしまうだけです」
どうにでもしてくれ。
そう思った瞬間…俺に刃が刺さった。
不思議と痛覚はない
「私はツクヨミ。よろしくお願いします」
俺は彼女と同化した。
周りがまた明るくなった。
◇
俺は病院で目を覚ました。
「何だったんだろう…」
俺はそう言って病院のベッドから起きて顔を洗った
なんかおかしいな…
俺は鏡を見た。そこには可愛らしい女の子の顔が写っていた。
…女の子?
俺は女になっていた。
初めて書いた小説ですがどうしても女体化物が書きたくて書いてしまいました