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Ace Number  作者: 冬眠したクマ
1/1

End and Start

のんびり更新します。

感想等どうぞよろしくお願いします。

「あぁー疲れたー。講義も全部終わったし帰るかー。」


そう言いながら帰宅路を歩き出す。俺、19歳大学1年生、彼女無し。


かえったらサカフトでもするかー。


あ、サカフトはサッカーで有名なゲームね。


そう考え事をしながら歩いていると、ふと信号が赤なことに気づいた。やべ。信号無視だ。


そう思った瞬間、視界が真っ暗になった。


______________________


ん...ここは?


「初めまして。」


「うわ!びっくりしたー。」


「驚かせてしまいすみません。私は人間で言うところの地球の神様ですかね?」


「いや俺に聞かれても...ってか神様?ってことは俺死んだのか?死んだら天国か地獄かだけど、神様ってことは天国か?」


「その辺について今から詳しくお話します。

実を言うと、あなた様は本来、死ぬ予定ではなかったのです。あそこで信号が赤なことに気づきましたが、そのまま歩道を難なく渡りきる予定でした。」


「え?じゃあなんで俺死んだの?」


「それが...私の部下がじゃれあって、くすぐらせた反動で暴れて、下界にずれがしょうじて、あなた様に本来、居ないはずの車に轢かれるということになりました。」


「はぁ? いやいやいや、なんかとてつもなくしょうもない理由で殺されたんですけど?いやまぁ自分の人生、あんまし面白くなかったよ?なかったけども...」


「ということなのであなたにはお詫びとして記憶と特典を持ってこの世界に再び転生をしてもらおうと考えています。なにか来世でしたいことなどはありますか?」


俺が来世でしたいこと...か...


俺は、生前、常に思っていた。あの時勝てればと、そうそれは高3の夏の時、最後の夏季大会で、地域大会決勝戦まで来ていた。


しかし、決勝での相手は強く、終わってしまえば5-0という圧倒的差で負けてしまった。

そのおかげで今はもうサッカーはしていない。

全国に行けたらもっとサッカーをしていたかもしれないと思っている。


「俺は、来世でサッカーがしたい!」


「サッカーですね。それではサッカー関連の特典を授けます。



ステータスという実力を表記させる能力も付けておきます。見たい時はステータスと唱えて下さい。声に出さなくても大丈夫です。


現役でサッカーをしている人のみのサッカー関連のステータスですので、プライベートな情報は表示できません。あとの特典は転生してからのお楽しみということで。それと、サッカーを指導してくれる人を特典の中に含みました。もちろん死んだ人の幽体ですのでご安心を。」


「分かりました。」


「それでは貴方様のこの先の人生に幸あらんことを!」

______________________



うっ!.....なんか眩しい...全体的にぼやけてる?せいで何も見えない...


恐らく生まれてきたばかりだろうか?


それより意識がもうろうと...して...


______________________


ん?ここは...部屋..なのか?



なにやら部屋の中でベットに転んで寝ていたらしい。


そしてなぜかお尻の辺りが生暖かい...まぁ大体予想はつくが...


っとお母さん?らしき人が来た。


それにしても美人だな...んー?これはひょっとして俺にも補正はありますか?


「優希。目が覚めたの?」


と俺を見つめてくるお母さん。

ちょっと近い//

まぁ幼児だから性的興奮なんかしないんだけどね。

そして俺の名前は優希という名前らしい。



「オムツ替えるよ〜」


と鼻歌を歌いながらご機嫌な様子。

ちょっと!オムツを替えたら俺の息子が!

致し方ない。

この生暖かさが無くなるならそれでいい!

ええい!ままよ!


「はい。新しいオムツね〜」


そして再び俺のもとにドッキングされるオムツ第2号。!

1号お前はよく頑張った!グッバイ!


そしてまた眠気が...

この眠気はどうにかならないんだろうか。

______________________


それからかくかくしかじかいろいろありまして、


現在2歳です。そしてパパんも元気に過ごしてます。

ということで家族内の状況を把握しましたぼく。


簡単に説明すると、


お母さん


中村志穂

22歳


服の会社でファッションデザイナーをしつつモデルもしている。


お父さん


中村優斗

22歳


有名スポーツ企業Nikaに勤めつつ、コーチをしている。

バルシェアアカデミーで指導


どちらかと言うとNikaが本職でアカデミーはボランティア活動的な感じらしい。

なんでも社会人サッカーで結構有名人だったらしくぜひ指導をお願いしますということらしい。


2人は学生の頃、同級生だったみたいで今でもずっと続いている。


と、こんな感じで紹介はおわり!ちなみにバルシェアアカデミーはここ東京で1番強いクラブの育成組織だ。


「あ、そういえば優希ー。3歳の誕生日には何が欲しいんだー?父さんに言ってみろ〜?」


実はあと2ヶ月程で3歳の誕生日なのだ!


「3歳になったらサッカーボールとスパイクが欲しい!ぼく、父さんみたいにサッカーしたいんだ!」


実はよく父親にバルシェアアカデミーでの指導の連れ添いをされるのだが、その時、みんな楽しそうにサッカーをしていて、「ぼくもしたい!」っと言ったところ、

「3歳になってから本格的に運動は始めよう。

怪我したら危ないからね。それまではストレッチや体操をして体を柔らかく保つのと、父さんのボールを使ってボールをこねて足を慣らすんだ。」


と言われてしまったのだ。これまで我慢してきてとうとうあと2ヶ月。楽しみで仕方がない!!


ちなみに神さまが言っていた特典というのは動きがない。どうやったらできるのかさっぱりわからん。神さまが言うにはステータスを出したければ念じれば出ると言っていたが、特に何も出る気配はなく、確かに、ボールをこねる時にこねやすい気はしたが...


「よーしよくわかった。Nikaの特注でスパイクを用意してあげよう!!ボールも出すぞー!」


ちなみに父さんNikaの結構お偉いさんの方らしい。


「やったー!!よし!今日も一日の日課するぞー!」


「はしゃぎすぎて怪我するなよー」


読んでいただきありがとうございます。

よければ感想等よろしくお願いします。

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