ポチぃぃぃぃぃ!!!
ポチぃぃぃぃぃぃぃいい!!!
抱きしめてたら
姫様の怪力で引き離された
…………解せぬ
あの頃!!
毎日一緒に遊んだポチ!!
おれと 友と ポチといつも三人一緒だった
友人にも、今時 名前 ポチって!??
と、突っ込んだことも数しれず………
おやつを食べる時の壮絶な争い………
ほぼ勝者はポチだったっけ………
学校で喧嘩してズタボロに負けて帰ってきた時そばに寄り添って 慰めてくれたポチ
家で怒られて悔しくてないていたあの日 心配してくれたのか、ずっとそばにいてくれたっけ………
おれの幼少〜大人になるまでの間 いつもそばにいてくれたポチ………
大人になる頃、老衰で…………、うっ…………!!!!
ポチとの思い出の日々が走馬灯のように走り抜けていく…………
ポチ
ポチ
ポチ…………………!! スイッチじゃないからな
こんな、異世界で会えるだなんて!!
神様、ありがとう!!
「うん!わし、ポチなのね!!」
「やっぱり、ポチか!!!」
「お前のことは覚えてる!
弟が2人いた そのうちの1人なのね!」
「ポチぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
駆け出す!!
またもぎゅうぎゅう抱きしめる!!!
「いつも面倒見てやっていたのね!
楽しかったのね!」
そうかーポチにとっては、面倒を見てくれていたんだね!!
おれたちも面倒見てやっていたよ!!
「けど、おやつのあの恨みは忘れていない!」
「えっ!!???
なんの話だ!??」
「あの時の、おいしそうな ふわふわの茶色くて丸いパンケーキ!!
上からとろとろかけられていく金色の輝くシロップ!!
あ〜〜〜!!
思い出すだけで涎が出るのね!!」
「???」
そんなものあったか!?
「何を言っているのね!!
目の前で美味しそうに 珍しくお上品に ナイフとフォークで切って食べてたのね!!
いつもは、何でも手で食べてて しかも落としたものすら 三秒ルールって言い放って わしから奪っていたのね!!」
「いつ?」
「あの時は あの時なのね!!
たくさんの子どもたちが来て ワイワイ遊んでて わしだけ、縄で繋がれてて………」
「あっ!! 博の誕生会か!!
犬怖いって言って ポチに怯えた子がいたから
その日は 縄に繋がれていたんだよな!」
「そうなのね!!
そのせいで、おいしそうなケーキ食べられなかったのね!!
弟なのに お前たちばかりパクパク食べて!!
ひどかったのねーーーーー!!!!!」
そうだったのか…………………
食べ物の怨みとは異世界をも超える!!
「………それは、すまなかった……!!
材料さえあれば作ってあげるのだが……………」
「それは、本当なのね!??
絶対に、絶対に 作ってなのね!!!
じゃ、今なのね!!!」
「今!?!?!?」




