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お菓子で異世界無双  作者: マルオ
対 ハラペーニョ
80/166

気配をたどる




姫様の気配と ポチ様の気配を辿る………




うん!!


「ちょうど この真下に!!」




「さ、板蔵、行くよ!!」


逆五体投地を繰り広げている板蔵を見やる



「……………………………」




目を閉じてるな………


判断に悩む………


寝てしまったのか……


お亡くなりなのか………


板蔵、惜しい人を亡くしたかも……………





胸が上下している……





………取り敢えず 放っておいて下に行こう


あ!くノ一の皆さんもご一緒に行きましょう

…一人は 既に行ったのね!

そうね、姫様のお目付け役必要でしょうし!



ハラペーニョ!?

どうせ逃げられないでしょ! 




くノ一 引き連れてぞろぞろ階下へ移動する



ポチ様と姫様が おられると思われる部屋の前に着く




ぎぎぎ……………


重いドアを開ける…………




廊下とはうって変わり


春の陽だまりのような柔らかな明るさ!!


そして温かい…………


これが!!

いや、これこそが

神様より力を賜わっていらっしゃるポチ様の神力!!




まず 

目に入ったのは 姫様!!


笑顔だ!!


ポチ様と会えたのだろう!!




ポチ様は、どちらに???



キョロキョロ………




んっ!?


おられないぞ!?



でも、姫様は笑顔………………



はっ!!!!


もしやして、ぽ…ポチ様とは 本体の無い幽体というか 見えない御方様なのか!???




第三の目で改めて室内を覗く


うん!絶対にあの 部屋の上の片隅が怪しい………


あっ!!

見ちゃったよ!!

血みどろで ずっとこっち睨みつけてる髪の長い女の人!!


 きゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!


ちょっと、こういうのは、ムリムリムリ!!!




はっ!!!!

後方から何かが!!?


 廊下だーーーー!!!!!


首のない鎧姿の男が ガッチャン、ガッチャン歩いてるし!!


ねぇ!!さっき、そこ通ってきた場所!!

いたの!? いたの!?

いつから そこ歩いていたの!!?




はっ!!!!!!


バルコニーからの気配!!


きゃーーーーー!!!!!

上から落ちてく人!!?

真っ黒くぽっかりとあいたような目と 目が合った!!!

目じゃないけど 目の場所と目が合った!!

女の人だった…よ…ね………!??




ゼェゼェ………………


む…無駄なもの見るのはやめよう…………!!




で、絶対に!!

この人たちは ポチ様じゃないよね!!?




絶対に違うって 言ってくれぇぇぇーーー!!







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