思い出した
飲んで 寝て
飲んで 寝て
食っちゃ寝生活を 繰り返していたら
ふと 窓に影が
猫ちゃーん!!
あっっ!!
思い出した!!
強くしておいてくれるとか
スイーツに必要な品々
どうなったんだ!?
「おい、猫!
お前神様か!?」
声を掛けるものの
発声できたのは
「バブ
バブバブバブ!?」
伝わっているのかいないのか…
とりあえず開いていた窓から猫ちゃんが入ってきた
「バブバブ?」
神様!?
「そうだよ」
「バブー」
会いたかったよー
「僕もだよ」
「バブバブバブ」
聞きたいことが沢山あってさ
「なんだい?」
「ば…」
あぁもう面倒くさい
声出すのやめよう
俺の強さと
魔物の生態
両親の職業
仕事内容
生活スタイル
それから肝心なスイーツの品々だ
「いっぱいあるねー」
「そうだね…
まずは君の強さは無限∞だが 魔力の器を鍛えるためには
魔力放出+溜める の繰り返しが必要だよ これは今からでもできるよね
剣に於いては ある程度の熟練度も必要になるから繰り返し筋力を鍛えることも必要になるね
これも今からでも腕 足 臀筋 腹筋背筋胸筋あたりは軽く鍛えられるよ
両方ともカンストできるはずだから
目指すは魔法剣士ってところかな?」
おぉー!!
憧れの魔法剣士!!
「魔物については 強いものから弱いものまで様々だが
今のままでは遭遇したら確実にお陀仏だね」
…神様 日本の言葉よく知っているな
お陀仏 今、それ言う若者 少ないぞ
「…仕方がないよ、僕たちは人間より長生きだからね
ある程度年を取ると 見た目はずっと変わらないんだよ」
なぬ!!
俺より若いと思っていたのに
まさか 俺のじーちゃん並みの年齢かもしれないのか!?
「…それ以上だよ。
ふー……」
溜め息が 重いな…
「ま、それよりも 魔物のことだね
遭遇しないよう まずは人里離れたところへ行かないことと
君の両親は強いから 必ずそばにいること
それからもちろん 剣に魔法そして身体を鍛えることを怠らないことだね
君は両親から
剣の達人、計り知れない魔法力 を受け継いで生まれてきているから 確実に強くなるよ!」
そうか…
いいところへ授けてくれて
神様 ありがとう!!
「いいんだよ 君の人徳さ
神様だなんて仰々しいから
遠慮なくニコラスと呼んでくれ」
ニコラス
ありがとう!