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お菓子で異世界無双  作者: マルオ
対 ハラペーニョ
59/166

西国侵入!!




西国の国境を目前にして板蔵が言う


「さぁ!西国の国境を越えるでござるよ!!」


「ん!?おれは、飛んでるからそのまま越えられるけど、板蔵は どうするの???」

マントを翻しながら尋ねる



「えっ!?

そんなの、こうするでござるよ!!」

言うが早いか、ぽんっと地面を蹴って 国境の高い塀を ひょいと、飛び越えた!!


えっ!

そんな、ぽーーーんと!!?


ボールが跳ねるかのように

その そびえ立つ壁もひとっ飛びですか……!?


この壁 5メートルは軽く越えてるよなー………


に…忍者恐るべし………!!


敵に回したくない一門だ!!




ハラペーニョたちは、いったい何を考えているんだ!?


どう考えても忍者を敵に回したら、破滅の未来しか無いじゃないか!!


お互いWin-Winで 仲間になった方が絶対に利点が大きいだろう!?




それとも………?



「ねぇ、板蔵、忍者の里は閉鎖的なの?」


「いや、そんなことはござらん!

昔、おおよそ100年程前は 皆、里にこもっておったらしいが、

今は 他国へ移住したり、外国の方との婚姻も増えているでござるよ!


仕事としても、

外貨の獲得にあちらこちら走り回ったりして、 


貯まった小判を眺めるのが楽しくて仕方がない…… 

と いう者もおるでござるよ」


「へ…へぇ!!

 流石忍者!?夜な夜な 床下の小判をひっそり数えているんだね!!

勿論、毎晩磨いて 光り輝かせているの!?」


「な…なんで

拙者の日課の事まで知っているのでござるか!??」


「ぅんっ!?」


板蔵………

毎晩、小判の数数えて 磨いているんだね………


趣味は 金勘定かな………


板蔵の意外な趣味を知ってしまった………











……………あれ!?


夜な夜な床下壺の小判を数えるって………


悪代官の役目じゃないかっっ!!!


板蔵、悪代官って柄じゃないからいいけど、


何してんだよ!!


まったく……………




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