何処じゃあ!!
空気が冷たい…………
畏怖の存在である 黒龍に対するカイゼ率いる
自領の民
何故か カイゼと横に控えるマルク以外は全員
土下座よりさらに低く五体投地を繰り広げている………
後方の気配にハッとするカイゼ
皆のやり取りを知り 半ば呆れているマルク
自領の闘えるもの全ての五体投地に
黒龍という存在の脅威をより強固に抱いている………
ちなみに、
領民たちの 以心伝心はカイゼを除外していた
無論 隣にいる カイゼの腹心マルクをも除外していたはずだった…
だがしかし、領民の誰よりも魔法に長けているマルクには
除外魔法など赤子の手をひねるも同然と
即刻解除していた
解除の上に偽装を被せていた為
皆はマルクが聞いていることは知らぬままであった……
この後、無事に生き延びたとて、どんなに恐ろしいことが待っていることであろう……
あの時に 散ってしまっていた方が良かったと思うほどではなかろうか…………!?
その未来は マルクのみが握っている……!!!
さて、
それら全てを見据える黒龍……
『お主らは、ぎんどのを知らぬということじゃな!?』
「あぁ……。
ぎん という名は この領内では聞いたことはない…
どちらかといえば、東国寄りの名前であろうか…!?」
返答を 思案しながら伝えるカイゼ………
視線を外し
遠くを眺める 黒龍………
ハッ!! とした表情をし、
その姿は 煙に巻かれるかのように 忽然と
消えた……………………
さぁ〜
皆さん
後で誰が何を言ったのか きちんと白状してもらいますよ! ふふっ!
優しくしますから大丈夫ですよ!!
byマルク




