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お菓子で異世界無双  作者: マルオ
あれ?忍者!?
33/166

くノ一って、エゲツナイ………



”さて、どうやってポチ様を取り戻すか!?


あの指輪 どうやったら

ハラペーニョの指から外せるかなー?”



あのでっぷりとした指…

無理がある


おーい!!

石鹸と油持ってこーい!!


よく、ねぇちゃんが 指輪外れなくなったって言って、親父が叫んでたなー…



「お主、それは簡単であるぞ!

斬ってしまえば良いのである!!」


”きる?

着る?

切る?

斬る?

KILL?

ギルーーー!!”


に…忍者だ!!

闇で密かに蠢く忍者だ!!

闇に葬り去るのだね!


”うーーーーん、

ちょっと待って、あの指輪 黒い石が少しおどろおどろしいんだよ…………、

血を吸わせないほうが いいと思うのだけど………

詳しく調べてみるか………


サーチ 検索!!”


ハラペーニョのいる王城の上層階を調べる………

さっきと同じ バカ騒ぎをしているんだろうな……


”あれ?

居ないぞ!!

どこに行った?


視ると 先ほどの部屋は人がいない

ハラペーニョとごまドーレの痕跡を辿ると……………

あれ?バルコニーの方で何か言ってる………”


そちらへサーチを向けると


”いた、いた!!”


しかし、


ハラペーニョとごまドーレは

簀巻きにされて

バルコニーから外側へ吊るされていた………!!!!!


傍らには 先ほどの麗しい乙女たち………


”これは!??“


「あー先ほど イヤッフォンから、伝達が来たでござるよ!


ポチ様の居場所がわかったので 小悪党どもを簀巻きにして 吊るしてやったと……」


“えぇーーーー!?

で、ポチ様は!? まだ指にいるんだよね!?“


「恐らく ポチ様見つかって 嬉しさのあまり 何も考えず まずは吊るし上げたのであろう!」


“えっ!?なにそれ!?

女忍者……くノ一って、怖い!!“



うーん………

指輪は、相変わらず 黒いなー

でも、少しだけ神々しい………


“ねぇ、ポチ様の閉じ込められている指輪

万が一のために

血を見せずに外したいけど、ムリかなー???“


「ふむ、ポチ様の安全が第一であるが故、皆へ伝達してみるでござる!!」


『これ、くノ一共!!

ハラグーロの指には ポチ様がいらっしゃるのだぞ!!

即刻 吊るしをやめ、簀巻きのみにするのじゃ!!

そして、その黒い石に不穏を感ずるので

決して血を吸わせるでないぞ!!


血を見せずに 指輪を外すのじゃ!!』


伝達がされると…


『承知!

今まで好き勝手してくれた

仕返しを ちょっと、してやっただけよ!

たいした手出しはしてないから、安心してちょうだい!!』


指輪を外した後の

くノ一の仕返しが 更にエゲツなさそうで、怖い…………


ハラペーニョ、ごまドーレよ………、

君たちは

後の祭りという言葉を知らないのだな……




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