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お菓子で異世界無双  作者: マルオ
対 ハラペーニョ
121/166

薔薇じゃない!!






「うっ……うっ…………」



おれ、人として何かが終わった感じがするのは気の所為じゃないよな…………



あの後、水蜘蛛持って立ち尽くしていたら

周りから水蜘蛛剥ぎ取られそうになって

必死に抵抗して

それで、それで、いつの間にか

引っ張られるのを取り戻すために

水蜘蛛動かして 盆踊りしてたんだよ……………




なんだか、おれ、汚れてしまった…………


うっ………うっ…………




「も〜〜〜!!ギル殿、かたいでござるよー!!

全くもって 心地よくも愉しかったでござろう!?」


「………………」


「板蔵殿、主は はじめてだったのでございますから!!

主殿、はじめてはどうでしたか!?

私は、主殿とはじめてを共有できて大変満足でございました………」


「………………」


やめろ、なんでか知らないが いかがわしく聞こえるじゃないか!!


おい!!ノーキン!!薔薇の花束なんて なんでもってきたんだ!?

騎士の座り方しておれに捧げるな!!



「主殿のはじめてのために 捧げます♡」



やめろ!!

なんだか 誤解を生んでるだろ!!!



見てみろよ!!

姫様とくノ一さん達の 目の輝きを!!

かつてない悦びだぞ!!


異世界にも 腐女子需要あるのかよ!!



メモメモ………書き書…………



はっ!! この需要に供給してしまったら………おれは、おれは、なんだか終わってしまう気がする…………






もう………おれは、ムリだ…………


帰るの明日にして 寝よう…………


心が疲弊した……………







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