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お菓子で異世界無双  作者: マルオ
対 ハラペーニョ
112/166

パンケーキ 食べたのじゃ 其の参




振り返ると パンケーキののっていたお皿から きれいにパンケーキは消えていた…………





「姫様〜〜〜!!!

なんで先に食べちゃったのでござるか!?」


ちょっと涙目になりながら板蔵が言う


「板蔵、喋っていたからの!」


「喋っていたからの! じゃないでござるよ!!

姫様の幼少の頃の可愛らしさをほのぼのと思い出していたのでござるよ!!」


「そうか!そうか!!

妾は実に可愛らしい幼子であったからの!!」


「そうでござるよ!!

む、か、し、は!!でござるよ!!」


「むきーーーー!!

板蔵、そこになおるのじゃ!!」


「そんなことよりも、拙者のパンケーキはどうしたでござるか!?」


よく姫様の怒りを スルーできるな…………

板蔵の スルースキルポイント最強じゃないのか!??



「食べたのじゃ!!」


「はいはい出たーーー!!

拙者、その手に 前にハマったことを思い出したでござるよ!!

その手にはならないでござる!!」


「その手にはまってどうなったの?」

思わず おれも尋ねる


「拙者の分まで食べちゃったと言われ

姫様追いかけ回したら 

ビビって ちびリながら逃げ回って 

最終的に黒雲斎様に滅茶苦茶怒られたでござる

しかも、食べちゃったと言いつつも

隠してあって ちゃんととっておいてあったんでござるよ!!」



…………………………板蔵、



食い物の恨みは恐ろしいと言えども

ちびっこを追いかけ回して ちびらせるとは…………



駄目な大人すぎるぜ…………



そんな目に遭っていれば

姫様も 流石に 二度はやらないだろう…………



「食べたのじゃ!」


えっ!?


「またまたーーー!!」


だよな


「食べたのじゃ!!」


…………………


「えっ!?」


「食べたのじゃ!!」


「拙者の分は?」


「ないのじゃ!!」


!!!!!


「!!!!!!!!」










どうする!?板蔵!!!









「お〜〜〜のぅ〜〜〜〜〜〜!!!」










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