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568 堂々とした宣言と生じる摩擦



「姫さん……っ、何て言うか、ノエルには、ほんの少し注意してくれ。

 姫さんを見るような目つきの、執着感のようなものが強まっているような気がする」

 

 あのあと、学院に持って行く荷物を取りに、みんなで貴賓室まで戻ると、私が問いかける間もなく、隣に立ってくれていたセオドアが、私に対して、先ほどのノエル殿下を見て、どう思ったのか教えてくれた。


 その言葉に、やっぱりセオドアは、ノエル殿下に対して私以上に色々と感じとってくれていたんだなと思っていると、ルーカスさんがほんの少し眉を寄せたあとで『ほんの僅かな時間だったけど、ノエルが、お姫様に、更に執着のようなものを募らせた雰囲気だったのは、俺も感じたよ』と、声を出してくれた。


 そのあとで……。


「ふむ……、ノエルや、ダヴェンポートが怪しいというのは、僕自身も、そうだと感じるが、それでも、この間、ソマリアの家臣団が先走って、ソマリアの皇子二人を、アリスとの婚約に推しているような雰囲気があるっていうのは、バエルが言ってたし。

 だからこそ、シュタインベルクとソマリアとの結びつきを強くするために、そういう意味合いで、ノエル本人も、そういった話に乗り気な雰囲気だった分だけ、アリスのことを狙っているっていう可能性もなくはないか?」


「あぁ……っ、まぁ、それは、あり得なくもない話だろうなっ……。

 だけど、仮に、そうだったとしても、ダヴェンポート卿のことも、ノエルのことも、信用はしない方が良いのだけは確かだろう。

 改めて、今日、朝食の席で、話した感じの雰囲気だったら、どっちが裏にいても可笑しくないなって感じるし……、油断だけは絶対にしない方がいい。

 第一、そこに、どんな理由があるにせよ、お姫様が狙われていることには代わりがないからな」


 と、アルが、この間、バエルさんに言われたこととして、シュタインベルクとソマリアとの結びつきを強くする意味合いで『ノエル殿下が、私に興味を持っていた分だけ、私に対する執着を強めているんじゃないか』と、推測してくれたものの。


 その言葉を、ルーカスさんもだけど、ルーカスさんと同様に、その可能性はあるかもしれないと言ってくれつつも、それだけではないかもしれないし、どちらにしても気を付けた方がいいと……。


「あぁ、俺も、ルーカスと同意見だ。

 ……ノエルも、ダヴェンポート卿も、どっちも心配している体を装っているような感じで、姫さんのことを必要以上に気に掛けているような様子だったのは、目に入ってきているし。

 何より、ダヴェンポート卿とかは、レイアードを推していることもあって、ノエルが幼かった頃のことについて色々と言っていたが、俺自身は、昔のノエルと今のノエルが、どうしても一致しないっていうか、今日の朝食の席での振る舞いもそうだったが、アイツは、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()だろう?

 ……それに、そんなノエルが、いつもとは違って、あまり隠すような素振りも見せず、姫さんへの執着を滲ませたような瞳で見れば、俺たちが、それに気付かない訳もなく、ノエル自身も、俺たちに、そのことがバレちまうって分からない筈がねぇからな。

 どういう理由かは知らねぇが、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()って、俺は思う。

 だからこそ、余計、心配になるっていうか……、とにかく気を付けてくれ」


 と、セオドアも、たとえ、その可能性があったとしても、ノエル殿下のことを不用意に信用するのはやめた方が良いと声をかけてきてくれた。


 それに、セオドアが、今、言ってくれている内容としては、私自身も納得することが出来るっていうか。


 ソマリアに来てから、ずっと、これまでの間、何度も関わってきて、ノエル殿下から発せられる、その発言とかを聞いていると、しっかりとした意見を言っていることも多くて、セオドアみたいに勘が鋭い訳じゃない私自身でも感じるほどに、凄く立ち回りが上手い人だと思うし。


 特に、幼い頃のノエル殿下のことは、私自身が見た事がないから分からないけれど、少なくとも、今現在のノエル殿下は、決してダヴェンポート卿やヨハネスさんが言っていたような雰囲気を持っているとは、感じられないんだよね。


 それに、今日だって、ダヴェンポート卿は、苦虫を噛みつぶしたような瞳で、ノエル殿下のことを見ていたし、それって、ノエル殿下の立ち回りについて、反論の余地がなくて何も言えない感じになってしまっていると、ダヴェンポート卿自身も分かっているからなんじゃないかなって。


 だから、私自身は、度々、バエルさんが、厳しい御目付け役として、ノエル殿下に対して『どうしようもない人』だというような感じで接していることにも、ほんの少しだけ違和感を覚えるようなこともある。


 ただ、どちらにしても、ノエル殿下に、どのような意図があったとしても『セオドアや、ルーカスさんが、ノエル殿下のことを、多少なりとも気を付けておいた方がいいと感じているなら、絶対にそうした方が良い』ということだけは、間違いないだろうな……。


 私以上に、勘が鋭い二人の意見が合致しているのなら、従わない理由もないし、二人とも、私のことを思って言ってくれているのは、確かだろうから……。


「あぁ、俺もそう思う。

 ……世間の評価と、実際のノエルの像が違いすぎることを思えば、ダヴェンポート卿や、ヨハネス殿の言うように、幼少期のノエルが変わったという理由が、バエルのお陰だけだとはどうしても思えないからな。

 それに、アリスが魔女であることが知られたら、国の人間としても無視出来ないような感じになっていて、一連の事件の裏にいる人間のみならず、複数の人間の思惑が絡んで、他の誰かが興味を持って動くような可能性もあるだろう。

 今回の一件で、アリスが魔女であると、その疑いを強めるようなことになったと思えば、ダヴェンポート卿も、ノエルも、どちらもともに、気を付けておくに越したことはない」


 そうして、お兄様までもが、そう言ってくれたことで『なるべく、私自身も、ノエル殿下や、ダヴェンポート卿の動向については気を付けていくつもりです……っ』とみんなの意見に頷き返した私は、『アリス様、どうぞご無事で』と、どこまでも心配するような瞳のローラとエリスが手渡してくれた荷物を受け取ったあと。


 『これ以上、ノエル殿下達を待たせると逆に怪しまれてしまうかもしれないから、なるべく急いで向かえるようにしなくちゃ……っ』


 と、みんなと一緒に王城から出て、王城の敷地内に停まっている馬車のもとへと向かうことにした。


 その際、『何もないのが一番ですが、アリス様、此方も、持っていってください……っっ!』と声をかけてくれて、何かあった時のために、万が一のことを考えて、ローラが救急用のセットを手渡してくれたことで『ありがとう、ローラ。何かあったら、使わせてもらうね』と、有り難く、それを頂戴した私は、学生用のものとして用意されているブラウンの革製の鞄に、傷薬や、応急用の包帯なども含めて、それを詰め込んでいったあと、改めて、気が引き締まるような思いを感じながら、貴賓室の扉を開けていく。


 そうして、貴賓室を出てから、セオドアや、アル、お兄様、ルーカスさんと一緒に、暫く歩いていると、丁度、私たちの部屋へと向かってきてくれていたアルフさんと、王城の廊下で出くわして。


「あぁ、皆様、まだ、王城を出られる前でしたか。

 これから学院の方へと向かわれるんですよね……っ?」


 と問いかけられた上で、私たちが、彼に向かって、こくりと頷き返し、代表して私が『そうなんです』と、返事を返すと、アルフさんが私の方を見ながら……。


「皆様が、外出される前に、間に合って良かったです。

 シュタインベルクの皇帝陛下から、皇女様宛に、手紙が届いておりましたので、お渡ししておきます」


 と、声をかけて、私に向かって、蝋で印璽(いんじ)がされた、白色の封筒を差し出してくれた。


 その姿に、思わずキョトンとしたあと、以前、お父様に御手紙を出していたことで、『その返事がやっと返ってきたんだ……っ!』と感じながら、きちんと封蝋(ふうろう)されて、誰にも開けられておらず、間違いなく、皇宮のシンボルマークが、きちんと入っていることを確認した私は、『誰にも見られず、ここまで無事に届けられている』ということに、一度だけ、セオドアやお兄様達とも視線を交わし合い、内心で、ホッと胸を撫で下ろしながら、アルフさんに『ありがとうございます』と、頭を下げてお礼を伝えていく。


 アルフさんが、ダヴェンポート卿の部下だということもあり、もしかしたら、今日中にも、アルフさんの口から、ダヴェンポート卿には、このことが伝わってしまうかもしれないなとは感じるものの、それに関しては、仕方がないことだと割り切るしかないよね……。


 それでも、こうやって、封蝋がきちんとされていることで、手紙の内容については誰にも読まれることがなく、私のもとにきちんと届けられたというだけでも、(おん)()であることには間違いない。


『私自身も、ソマリアへとやって来ることになっているし、ウィリアムお兄様自身も、まだ皇位を継いでいないことを思えば、今の段階で、巻き戻し前の軸の時のように、私に冤罪が着せらることは恐らくないはずで……。

 もしかしたら、巻き戻し前の軸の時のように、シュタインベルク国内で、宮廷伯などといった上の立場に立つ人間の悪意が渦巻いているような場合もあるかもしれないなとは思うものの、今のところ、何も問題などは起きていないと良いんだけど。

 お父様も、ギゼルお兄様も、元気だろうか……っ?

 勿論、ソマリアのこともあって、急を要するようなことだからこそ、早く伝えなければいけないと思って連絡をしてはいるものの、こうして、御手紙をもらえて、二人の近況が知れるだけでも、凄く嬉しいかも……っ』


 そうして……、私自身、内心で、そう思ったけれど。


 『姫さん、学院に遅れそうだから、残念だが、陛下からの手紙は、今は見れそうにないな……っ』と、私と同様に、みんな、本当なら、お父様からの手紙は、早く見ておきたいという気持ちでいっぱいでありながらも、その感情を隠すように、セオドアが私に『今は見れないから、後で見ることになりそうだな』と告げてきてくれたことで、私もその言葉には、こくりと頷いて同意したあと、お父様からの手紙については、ひとまず、そのまま、鞄の中に仕舞いこむことにした。


 とりあえず、今は、ノエル殿下達を待たせている可能性の方が高いから、急ぎめで馬車の方まで向かっていった方がいいだろう。


 ただ、お父様からの御手紙について、どういうことが書かれているのか、早く見たくて、その内容が凄く気になるというのに、今日は、初めての劇の台本読みで、この間、私たちに約束していた通り、スヴァナさんがやって来ることになっていたり、お兄様や、ルーカスさんのいる学科を覗きに行くことになったりと、割と予定が詰まっていて、慌ただしい一日になりそうなんだよね……。


『人の目が多いことも思えば、学院内では、迂闊に、手紙を開けることすら出来ないだろうな……』


 そうして、ソマリアというこの国らしく、早朝ということもあり、スッキリとした爽やかな潮風が吹き抜けていく中、私たちが王城から出て馬車の方へと向かって行けば、既に、ノエル殿下と、バエルさんと、レイアード殿下の姿は、その場に見られて、大人数でも乗れるように、いつもよりも大きめの馬車の近くで、私たちのことを待ってくれていた。


 そのあと、私達がやって来たことに気付き、私の方を見つめてくれたノエル殿下が、此方を見て……。


「あぁ、アリス姫っ! やっと来てくれたんだな……っ。

 少し、遅かったけど、何かあったのか?」


 と、声をかけてくれたあと、隣に立ってくれていたセオドアが……。


「いや、別に、ただ、支度に少し手間取っただけだ」


 と、フォローをするように話してくれるのが聞こえてきたことで、私は慌てて『そうなんですっ! 私の侍女であるローラやエリスが、私のことを凄く心配してくれて、何かあった時のためにって、いっぱい、包帯とかも持たせてくれたんです……!』と、本当のことを伝えながらも、お父様から手紙が届いてアルフさんと話していたということは伏せた上で、ここまで、時間がかかってしまった言い訳を、しっかりとノエル殿下の目を見て、真っ直ぐに伝えていく。


 その姿を見て、ノエル殿下が『あぁ、アリス姫の侍女達か、確かに、アリス姫は、いつだって周りの人間達から過保護に愛されて護られているもんな……っ』と、納得したように、頷きながらも。


「そんな、アリス姫だからこそ、前にも言ったけど、俺もアリス姫と、もっとお近づきになれればいいなって思ってんだ」


 と、言いながら、私の髪の毛の毛先の部分を一房、そっと摘まんだあと、まるで、手の甲を持って口づけるかのような仕草で、そこに、キスを落として、堂々と、そう言ってきたことで、あまりにも、急なことに、私自身は、咄嗟の対応が出来なくて思いっきり硬直してしまったんだけど。


 その瞬間、『っっ、姫さんっ!』と、私の手を引いて、バっと庇うようにして後ろ手に隠すような対応を取ってくれたセオドアが。


「オイ……っ、ノエルっ! 突然、何しやがるっ!?

 俺は前にも釘を差したつもりだが、姫さんとは、友好国同士、たとえ、交流を持たなければいけない立場であろうとも、なるべく節度を保った接し方を心がけるようにって言ったはずだよなァ?」


 と、どこまでも低い声を出してくれると、セオドアと同様に、前に出てくれた、ルーカスさんと、お兄様、そうして、普段は、そんなふうに言わないアルも警戒してくれた様子で……。


「ノエル……、マジで、俺も怒っていいか……っ?

 幾ら、友好国の人間だとはいえ、やっていいことと、やっちゃダメなことがあるって、お前も分かるだろうっ?」


「あぁ、いい加減にしろよ。

 アリスが今現在、誰かとそういった関係性にない以上、そういう風に、誤解を招くような対応をされること自体が迷惑だからな。

 ましてや、友好国であるとはいえ、ソマリアというこの地で、あまりにも親しげな雰囲気で、人から誤解されるような対応をするのが良くないことくらい、お前も一国の皇子なら、理解しているはずだろうっ?」


「うむ、僕も、それには同感だ。

 それ以上、アリスに近づくのなら、許せないからなっ!」


 と言ってくれたことで、ほんの僅かばかり、この場にピリピリとした緊張感のようなものが張り巡らされていく。


 そうして、この場が、多少なりとも緊張感に包まれていくのを感じながらも、一番肝心の私がしっかりしないと、と思いつつ。


「あの……っ、ノエル殿下に、どういう意図があって、そんなふうな対応になったのかは分からないのですが、私は、ノエル殿下とは、一国の皇子と、一国の皇女として、出来れば、節度のある関係性を保っていきたいなと思ってます。

 なので、突然、こんなふうにされるのは、その……、ビックリしてしまって……っ、あまり良くないと思うんです……っ」


 と、ノエル殿下にも、きちんと伝わるよう、さっき、お兄様が言ってくれたように、出来ることなら勘違いされるような言動は取らないで欲しいと、しっかりと、お願いをしていくことにした。


 最近は、私自身がドキドキしてしまうことも多いけど、普段、セオドアとの距離感なら、ギュッと抱きしめられたりするのも平気だし、幼い頃なら、ルーカスさんに、引き寄せられて、耳元で言葉を囁かれたりしたこともあったけど、ノエル殿下とは、元々の距離が遠い分だけ、二人との距離感ともやっぱり違うというか、特にセオドアとの距離感は、関係性が出来た上でのことだから、余計、そう思うのかもしれない。


 だけど、ノエル殿下は、セオドアや、お兄様が、私のことで諫めるように出してくれた言葉を聞いていた今までの姿からも一転して、何故か、どうしても譲るつもりはないのだと言わんばかりに、どこまでも飄々としているというか。


「まぁ、勿論、アリス姫がそう言うのも理解は出来るものの、俺自身は、何度か折を見て言ってはいるけど、大国同士の結びつきを強くするためにも、アリス姫と、そういう関係になるのも悪くないっていうか、個人的にも、アリス姫に、滅茶苦茶、興味を引かれているっていう話はしただろう……っ?

 だからこそ、たとえ、アリス姫が、俺に対して、そういうふうに思っていなかったとしても、そういう意味で近づきたいんだってことも認識してくれたら嬉しいし。

 アリス姫のことを知れば知るほどに、関わりを持ちたいって思うようになってるから、誰に何と言われようとも、俺自身が、諦めるつもりはないってことも、今、ここに宣言しておく。

 ……そもそも、俺ってのは、昔から、欲しいものは自分の手で、この手に掴むその瞬間まで、絶対に諦めないって決めてるんだ」


 と、私に向かって、堂々と、そう言ってきたことで、思わずビックリしてしまった。


 その姿に、みんな、驚いていた様子ではあったものの、セオドアの『だからといって、お前の意見を、認めることなんざ出来ねぇよ。……これ以上、姫さんに、近づいてくるな』という言葉に対して、ノエル殿下が『セオドアに何と言われようとも、俺は、アリス姫ともっと近づきたいって思ってるからな。国の連中は、レイアードの方を推してんだろうが、別にアリス姫に今、誰もいないっていうんなら、俺が立候補しても構わないだろうっ? それとも、何か、そうしなきゃいけない理由があるのか?』と声を出したことで、お兄様が眉を寄せた上で『そうういう問題じゃない』と、怒ってくれたんだけど……。


 ノエル殿下自身は、自分が決めたことについては絶対に曲げないと思っているのか、その言葉についても、どこ吹く風で、更にいうなら、その間、ほんの少し、また、いつものように、私を見るその瞳に、仄暗いような視線が混じったよう気がしたんだけど……。


「あの……っ、皇女様、皆様、ノエル殿下が、ご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありません……っ!

 ですが、その……、もう出発しないと、学院の始業時間に遅れてしまいますので……、出来ることなら、皆様も、今すぐ、馬車に乗って頂けると、大変、助かります……っ」 


 と、今の今まで、私たちの様子を馬車の前で、眺めていたバエルさんから急に言葉をかけられてしまったことで、ハッとしたあと。


 私たちの様子を見て、レイアード殿下が何とも言えないような微妙そうな表情を浮かべているのと、ほんの少し焦ったような表情をしているバエルさんの姿を見て、私は、みんなに『とりあえず、馬車に乗った方がいいよね……っ!』という視線を向けてから、みんなで、ノエル殿下が手配してくれている馬車に乗って、急ぎ、学院へと向かうことにした。






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♡正魔女コミカライズのお知らせ♡

皆様、聞いて下さい……!
正魔女のコミカライズは、秋ごろの連載開始予定でしたが、なんとっ、シーモア様で、8月1日から、一か月も早く、先行配信させて頂けることになりました!
しかも、とっても豪華に、一気にどどんと3話分も配信となります……っ!

正魔女コミカライズ版!(シーモア様の公式HP)

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1話目から唯島先生が、心理的な描写が多い正魔女の世界観を崩すことなく、とにかく素敵に書いて下さっているのですが。

原作小説を読んで下さっている方は、是非とも、2話めの特に最後の描写を見て頂けたらとっても嬉しいです!

こちらの描写、一コマに、アリスの儚さや危うさ、可愛らしさのようなものなどをしっかりと表現してもらっていて。

アリスらしさがいっぱい詰まっていて、私は事前にコミカライズを拝見させてもらって、あまりの嬉しさに、本当に感激してしまいました!

また、コミカライズ版で初めて、お医者さんである『ロイ』もキャラクターデザインしてもらっていたり……っ!

アリスや、ローラ、ロイなどといった登場人物に動きがつくことで。

小説として文字だけだった世界観に彩りを加えてくださっていて、とっても嬉しいです。

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本当に沢山の方の手を借りてこだわりいっぱいに作って頂いており。

1話~3話の間にも魅力が詰まっていて、見せ場も盛り沢山ですので、是非この機会に楽しんで読んで頂ければ幸いです。

宜しければ、新規の方も是非、シーモア様の方へ足を運んでもらえるとっっ!

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※また、表紙や挿絵イラストで余す所なく。

ザネリ先生の美麗なイラストが沢山拝見出来る書籍版の方も何卒宜しくお願い致します……!

1巻も2巻も本当に素敵なので、こちらも併せて楽しんで頂けると嬉しいです!

書籍1巻
書籍2巻

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✽正魔女人物相関図

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+注意+

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