表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

388/588

388 淑女のマナー

 


 それから暫くの間は、何か大きな問題が起きる訳でもなく和やかな会話が続いていて……。


 ミリアーナ嬢のことを思えば、どこまでも気は抜けない状態ではあるものの。


 私自身も、一つの危機を乗り越えたことで、ほんの少しホッと休憩する時間を持つことが出来た。


 ミリアーナ嬢以外の令嬢達の中にも、未だに私に対して多少の嫉妬心を向けてくるような人もいるけれど。


 幸いにも、さっき、私のことをそれとなくフォローして助けてくれた人達がいるように、お兄様に『あまり興味を持っていなかった様子』の令嬢達を筆頭に、私に対して積極的に声をかけてくれるようになったのと……。


 私のことを、一番に考えてくれているお兄様が『()()()()()()()()()()()()()()()』という、かなり大げさな情報を広めてくれたお陰で。


 お兄様に好意を寄せている感じの令嬢達も、ミリアーナ様ほど露骨に私に対して悪感情を持って接してきたりする事もなく。


 逆に、私と仲良くした方が良いんじゃないかと『一転、好意的な視線』を向けてくれるようになったのも大きかった。


 だから社交界で“ある程度親しい間柄”だと言っても、ミリアーナ嬢が、私のお茶菓子の中に下剤を入れていると知っている人は誰もおらず……。


 何となく予想が付いていたことではあったけど。


 ナディア様以外の他の人達が、この件には無関係であることが『今ここではっきりした』というだけでも、十分な情報が得られたと言っても良いだろうか。


 それに、さっき、私が咄嗟に()いた“お昼ご飯を食べ過ぎてしまった”という嘘に関しても、本当だと思ってくれたみたいで……。


 今の所、ミリアーナ嬢がナディア様のことを疑っているような雰囲気は恐らくだけど無いと思う。


 ミリアーナ嬢の心情とは別に、私が来ることに合わせて伯爵家が張り切って、今日のために『名だたる名家のご令嬢達』を招待したことは間違いなく。


 自分よりも格上の家柄である令嬢達の集まりだからか、お茶会の最中、誰とも馴染めない様子で、微笑みながら相づちを打つくらいのことしか出来ていないナディア様のことは気になってしまったけど。


 ……皇女として、それとなく、この場にいる全員と仲を深めたいという(てい)を装って、ナディア様も含め誰か一人に(かたよ)ることもなく、満遍(まんべん)なく会話を振るくらいのことしか私には出来なかった。


 積極的にナディア様だけに話しかけてしまうと、ミリアーナ嬢から『関係性が深まった』と疑われてしまう恐れもあって、こういう時、必要以上に助けに行くことが出来ない状況を凄くもどかしいと感じてしまう。


 ただ、さっきからこの場にいる全員と遣り取りをして、度々、目に付くことがあったんだけど。


 誰に対しても模範的な伯爵令嬢の姿を装うことが上手くて、その立ち回りに関しては『かなり、巧妙だなぁ……』と思ってしまうほど。


 ミリアーナ嬢がナディア様に話を振る時は、その全てに……。


 自分の思い通りの意見を言わせるために、()調()()()がかかっているのを感じて、返答に有無を言わせない響きがあることからも……。


 ミリアーナ嬢が、日頃から彼女を従わせているのだということは、私にも理解することが出来た。


 それからこの様子だと、ナディア様はもしかして、普段からミリアーナ様に『あまり目立たないように』と、言い含められてしまっているのかも、ということも……。


 伯爵邸の洗面所で会話をした時のナディア様が、一歩間違えれば過呼吸になってしまいそうなほどに強いストレスを感じていたことと、ビクビク、オドオドしていた様子を(かんが)みれば……。


 多分、子爵家の令嬢という立場であるナディア様自身が、伯爵家で自分よりも格上のミリアーナ嬢に日頃から『ミリアーナ様(自分のこと)を差し置いてまで、必要以上に表に出ないように』と抑圧されていたんじゃないかと思う。


 常にうつむき加減で、周りに合わせて微笑んで、自分に自信が無さそうに振る舞うナディア様に……。


 ――誰からも好かれていないと思って、自尊心が低くなってしまうことも。


 誰かからの言葉で、()()()()()()()()()()()()ことも……。


 どうしても『巻き戻し前の軸の自分』と重なるようなところがあって、私自身、とてもじゃないけど他人事(ひとごと)だとは思えなかった。


 私に関しては、ナディア様とは違って、周囲から敵対心を持たれた時は『向けられた言葉』をそっくりそのまま同じように言い返したりもしていたし。


 周りにいる全ての人が敵だと思っていたからこそ。


 私に対して甘い言葉をかけてくる人も信用出来ず、なるべく周囲に人を置かなかったから、誰かにキツく言い含められて、言うことを聞かせられるように脅されたりすることもなかったけど。


 それでも、当時、社交界で上手く立ち回る方法を一切覚えていなかった私は……。


 向けられる悪意に、いつも空回りをしてしまって『周囲の安っぽい挑発』にさえ気づけずに乗っかっては、私を見下してくるような令嬢達の思い通りに振り回されてしまうばかりだった。


 例えば、パーティーの時に、誰にも聞かれていない事を良いことに。


 私にだけ聞こえるように吐き出された悪口に過敏に反応して、思いっきり『皇女である私に、無礼なことを……っ!』と言い返して、その場で大事(おおごと)にしてしまい。


 『そんな酷いことは言っていない』だとか……。


 『皇女様が私のことを貶めようとしているみたいです』などと嘘を吐かれたあげく、逆に周りの人からの信用を失ってしまったりだとか。


 思えばあの頃の私は、一般的に『処世術』と呼ばれているようなものを全く知らず、元々、世間からの評判が最下層だった私を信じてくれる人なんて誰もいなくて……。


 ――正直に生きているだけだと、馬鹿を見る。


 そんな当たり前のことにすら、気づけていなかった。


 それでも、私に悪意を向けてくる人達と同じような性格の人間にはなりたくないと思うし。


 ローラみたいに、出来る限り誰に対しても誠実に、正直でありたいとは今も思うけど……。


 ある程度、頭を使って策を講じてくる相手に、何も考えずに無策で迎え撃つことほど、自分を窮地に追いやってしまうことはないと、今では身に沁みて痛感している。


 無知とは決して悪いことではないけれど、その場の状況をしっかりと見極めることもしないで、ただ闇雲に突っ走ってしまうことは、罪にもなりかねない。


 そうして、その結果が有りもしない()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()という状況に繋がってしまっているのだから、本当に目も当てられなかった。


 皇女であるというその立場もそうだし、そうじゃなかったとしても『赤を持つ』私の周囲には、それこそ悪意を持って近づいてくる人が多すぎるということを考慮しておくべきだったんだよね。


 ただ、巻き戻し前の軸の時に色々と経験をしているお陰で……。


 こういう時、私に悪意を持って近づいてくる人が、どういう風に動くのか『幾つかのパターン別に分けて……』しっかりと頭の中に入っているだけでも、あの頃の私に比べたら、随分、上手く立ち回れるようになったと言えるだろうか。


 ――16年生きてきた自分の経験は、決して無駄になることはない。


「……そういえば、エヴァンズ家といえば、もう長らく夫人が社交界()に出てこられなくなって久しいんですわよね?」


「ええ……っ、確かご病気かもしれないという噂があることは聞きました。

 ですが、あくまでも噂は噂ですし……。

 夫人のことは、私も凄く心配しているんですけど、エヴァンズ家が正式に発表している物でもないのに、どなたかに詳しく事情をお聞きする訳にもいかなくて。

 ウィリアム殿下は、ルーカス様と親しい間柄ですし、何かご存じではないでしょうか……?」


 それから……。


 丁度、話題が切れてしまったタイミングで。


 『皇女様は、この後、何かご予定が入っていらっしゃるんですか?』と何の気なしに一人の令嬢から質問されたあと。


「明日のファッションショーを前に一度リハーサルをして、夜はエヴァンズ家が開催するパーティーに招待して貰っています」


 と、声を出して、この後の予定を伝えると……。


 ここでエヴァンズ家の名前が出たことに、まるで気がかりだと言わんばかりに、彼女達の話題の中心はエヴァンズ夫人のことばかりになってしまった。


 昨日のブライスさんが開催していた夜会でも、心ない人達から噂になっていたけど……。


 特に令嬢達の中には、エヴァンズ夫人に憧れている人も多くいるみたいで、昨日の噂話とは違って、みんな夫人が社交界に全然出てこなくなってしまっていることを、心底心配した様子だった。


 どことなく、彼女達から『聞いても良いのかと配慮するような雰囲気』で、ちらりと窺うようにお兄様へと、視線が集まるのを感じながら……。


「いや、俺自身、ルーカスからは特に何も事情などは聞いていない。

 ……だが、あまり心配するようなことでもないだろう?

 もしも仮に夫人に何かあったのだとしたら、そのことを、エヴァンズが隠す必要もないからな」


 と、あくまでも、公正な立場に立ちながらも、エヴァンズ家を庇うような言葉がお兄様から降ってきた事で、その言葉の続きを補足するように……。


「……お兄様の言う通り、恐らく皆様が心配するようなことは何もないと思います。

 その……っ、出来れば、ルーカスさんの為にも、エヴァンズ家の為にも、ここにいる皆様だけでも間違った情報が広まることのないように、配慮して頂けたら嬉しいです。

 私自身、()()()()()()()()()()()()()()()で、どなたか存じ上げませんが、エヴァンズ家がきちんとした声明を出している訳でもないのに、憶測で誤った情報を広めている方に遭遇しましたので……」


 と、私自身も昨日聞いたばかりの有りもしない噂話のことを、皇帝であるお父様のことを引き合いに出した上で、今ここで『全員に周知して貰えるよう』暗に仄めかすように声を出す。


 昨日、デビュタント以降、初めて夜会に参加した私でも耳にしたくらいの噂なのだから、恐らく社交界では、エヴァンズ家について、もっと色んな憶測が立ってしまっているはず。


 私も含めて、皇帝陛下であるお父様自身も()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()のだと、間接的に彼女達に伝えることで。


 中立の立場を守り、古くからずっと皇室とこの国の発展に力を貸し、忠義を誓って仕えてきた名門……、『()()()()()』の名を故意に貶めようとしている人がいることを、皇室はしっかりと把握していて。


 これ以降は、最悪、有りもしない噂を世間に流したことで、皇室が特に大事にしている家臣でもある『エヴァンズ家』を穢したことによる()()()()()にもなりかねないと言外に匂わせれば……。


 一瞬だけ、お兄様と私以外の“この場にいる全員”が顔を見合わせたあとで。


「勿論ですわっ! そのような噂には“決して踊らされることはない”と、今ここで、皇女様に誓います……!」


 だとか……。


「任せて下さい……っ! そのような言葉が知り合いの口から聞こえてきた際には、さきほど聞いた皇族であるお二人からのお言葉をしっかりと伝えた上で、諫めておきますわ」


 という、力強い言葉が口々に聞こえてきた。


 ……私の言葉は、しっかりとした教育を受け、社交界で賢く立ち回ることに()けている様子の彼女達に、正確な意味で受け取って貰えたみたいで、内心、ホッとする。


 ――上手く立ち回れて本当に良かった。


 これで、ほんの少しでも、エヴァンズ家を守ることは出来ただろうか……?


 少なくとも、これから彼女達が社交の場で動いてくれることで、これ以上、変な噂が立ってしまうことを完全に止める所まではいかないかもしれないけど、確実に抑止力にはなったと思う。


 そのあとで……。


 彼女達を相手にした私の言葉に、隣に座っていたお兄様が……。


『アリス、一体、どこでそんな風に、社交の場での立ち回り方を覚えたんだ?

 皇室のためにもエヴァンズ家の為にも双方に利があることだし。……よくやった』


 と言わんばかりの雰囲気で、感心して褒めるるような視線を向けてくれて……。


 その優しい視線にほんの少しだけ胸がぽかぽかして、褒められたことの嬉しさに思わず(くすぐ)ったくなってきてしまった。


 帝国で一番と言ってもいい程に『忠臣』であるエヴァンズ家が有りもしない噂に苦しめられているのだとしたら、皇室がどこかのタイミングで、その噂を止めるために介入するというのは何ら不思議なことでは無い。


 寧ろ、そうしないとエヴァンズ家と皇室の間に亀裂が入ってしまいかねない事でもあるから、そのことを褒めてくれたのだと思う。


 思わず照れてしまいながらも、そっとお兄様の方に柔らかな笑顔を向けていると……。


「……確かに、エヴァンズ家のことについては、私たちよりも皇族の皆さんの方がお詳しいですものね……!?

 私も社交の場にこれから先出ることがあって、そのような噂を聞きましたら、それこそ真っ先に否定させて頂きますわ。

 あの……っ、! それで私……、以前からずっと気になっていたのですが。

 皇女殿下……、確か先日、ルーカス様とあまりにも()()()()()()で王都の街を一緒に歩かれていたのだとか……?

 それから、直接、ルーカス様が皇女殿下に贈り物をされたとも、お聞きましたわっ!

 何でもルーカス様が、皇女殿下への贈り物を何にしようかと悩まれていた姿が、ご嬢達の間でも目撃されていたそうなんです……。

 ちょっとだけ、不躾な質問かと思いますが、噂のことがどうしても気になってしまいまして。

 此方の噂に関しては、事実なのですか……?」


 と、表情をころころと変えて。


 場の雰囲気を敢えて読まなかった様子で、戸惑うような表情を浮かべたミリアーナ嬢から『噂の真偽(しんぎ)は本当なのか』と尋ねるように、突然、話を振られて、私はドキッとしてしまった。


 お兄様のことについてはあまり興味がない様子だったご令嬢も、もしかしたらルーカスさんに対しては『憧れの気持ち』を抱いているかもしれないと……。


 そっとこの場の雰囲気を窺うと、ミリアーナ嬢の質問で一気にお茶会の場が静まり返り……。


 全員の瞳が私の方を向いて、中には陰りが見えるような表情をしている人もいることから『やっぱり、この件については、あまり良く思われていないのかも……』と、ひしひしと肌で感じてしまう。


 その状況に、一瞬だけ怯みそうになってしまったものの。


「……はい、実はそうなんです。

 先日、普段、私があまり外に出られないことを心配してくれたお兄様やルーカスさんが、王都の街を楽しめるようにと私のことを案内して下さって……。

 ルーカスさんは、王都で流行っているお店に凄く詳しい方なので。

 私が王都の街を楽しめるようにと、どこのお店がおすすめなのか、お兄様がルーカスさんに相談して下さったんです。

 それと……、ルーカスさんが、私への贈り物で悩んでいる姿が目撃されたということですが。

 此方に関しては多分、私が侍女の家からクッキーを大量に貰って……。

 たまたま、皇宮でばったりお会いしたルーカスさんにお裾分けをしたのを、律儀なルーカスさんがそのお礼にと、色々と考えて下さっただけだと思います」


 と、特に隠すようなことでもないし、なるべく真実を織り交ぜて話すことにした。


 ――後は、言わなくても良いことは、極力言わないようにすればいい……。


 実際、ルーカスさんと婚約者になったということは、ルーカスさんの説得もあってのことだったけど、お父様が、私が幼いうちは世間には公表せずに『隠しておこう』と決めたものでもあるから。


 公には、二人でデートをしたとも正直に発言出来ないのだから、彼女達が心の中でどう思おうとも、どっちみちこの場面では誤魔化さなければいけなかった。


 だとしたら、さっきのように、私自身が病弱で、あまり外に出られないことを言い訳にした方が良いと思う。


 ウィリアムお兄様が城下の街に、それも()()()()()()()()()()にあまり精通している訳ではないということは、彼女達もお兄様のイメージ通りだと認識してくれるはず。


 逆に、ルーカスさんがそういったことにもの凄く詳しそうというのも、多分イメージ通りなんじゃないかな?


 ルーカスさん自身、目新しい物なんかを一早く取り入れることにあまり躊躇しない人だから。


 それと、ルーカスさんが私に贈り物をしようとしてくれたことに関しては、あの日、本人から直接聞いたことだから、本当にクッキーのお礼だということに間違いはないし。


 咄嗟に『上手い言い訳を思いつくことが出来たかも……!』と思いながら……。


 にこっと、彼女達の方を向いて説明すれば『そうだったのですね……っ!』とホッと安堵したような令嬢達の姿に、私自身も『良かった、何とかなりそう』と、胸を撫で下ろしかけた瞬間……。


「まぁ……っ! 幾ら、皇女殿下が幼くて普段から病弱であまり外には出られない方だとはいえ。

 デビュタントを済ませられた以上は、殿下も一人前の淑女と言っても差し支えない筈です……っ!

 僣越ながら申し上げますが、例えルーカス様が、ウィリアム殿下と親しい方であっても、特定の異性と一緒に出かけてしまうということ自体、周囲からの誤解や勘違いを招きかねないものですし。

 そういった行動が、淑女のマナーとしては良くないものだと、殿下はご存じでしたか……?」


 と、困ったような雰囲気を醸し出したミリアーナ嬢から……。


 まるで鬼の首を取ったとでも言わんばかりに、幼い子供を注意するかのように声をかけられて、その場の空気が一気に冷え冷えと凍ってしまった。

 



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
♡正魔女コミカライズのお知らせ♡

皆様、聞いて下さい……!
正魔女のコミカライズは、秋ごろの連載開始予定でしたが、なんとっ、シーモア様で、8月1日から、一か月も早く、先行配信させて頂けることになりました!
しかも、とっても豪華に、一気にどどんと3話分も配信となります……っ!

正魔女コミカライズ版!(シーモア様の公式HP)

p495h6r1hg61p2cb188d3l8egxm_1bvg_1kw_1kw_19qs9.jpg

p495h6r1hg61p2cb188d3l8egxm_1bvg_1kw_1kw_19qs9.jpg

1話目から唯島先生が、心理的な描写が多い正魔女の世界観を崩すことなく、とにかく素敵に書いて下さっているのですが。

原作小説を読んで下さっている方は、是非とも、2話めの特に最後の描写を見て頂けたらとっても嬉しいです!

こちらの描写、一コマに、アリスの儚さや危うさ、可愛らしさのようなものなどをしっかりと表現してもらっていて。

アリスらしさがいっぱい詰まっていて、私は事前にコミカライズを拝見させてもらって、あまりの嬉しさに、本当に感激してしまいました!

また、コミカライズ版で初めて、お医者さんである『ロイ』もキャラクターデザインしてもらっていたり……っ!

アリスや、ローラ、ロイなどといった登場人物に動きがつくことで。

小説として文字だけだった世界観に彩りを加えてくださっていて、とっても嬉しいです。

p495h6r1hg61p2cb188d3l8egxm_1bvg_1kw_1kw_19qs9.jpg

本当に沢山の方の手を借りてこだわりいっぱいに作って頂いており。

1話~3話の間にも魅力が詰まっていて、見せ場も盛り沢山ですので、是非この機会に楽しんで読んで頂ければ幸いです。

宜しければ、新規の方も是非、シーモア様の方へ足を運んでもらえるとっっ!

dofggpy65wbc3bz1ebwegzqy4ovs_7p8_u0_tw_ubal.png

※また、表紙や挿絵イラストで余す所なく。

ザネリ先生の美麗なイラストが沢山拝見出来る書籍版の方も何卒宜しくお願い致します……!

1巻も2巻も本当に素敵なので、こちらも併せて楽しんで頂けると嬉しいです!

書籍1巻
書籍2巻

p495h6r1hg61p2cb188d3l8egxm_1bvg_1kw_1kw_19qs9.jpg


p495h6r1hg61p2cb188d3l8egxm_1bvg_1kw_1kw_19qs9.jpg

✽正魔女人物相関図

p495h6r1hg61p2cb188d3l8egxm_1bvg_1kw_1kw_19qs9.jpg
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ