FA突撃隊〜そもそも皆、FAをどうやってプレゼントしてる?
さて、今回は本格的にFA突撃隊として活動する前に遡ってみよう。
ファンアートなるものがある、ということは結構早い段階で気付いていた。
数人の絵師様をマークしていたのだ、そりゃ気付く。
しかし、その時は完全に他人事であった。
「絵を贈り合うぐらい仲が良いんだ。へぇ凄いなぁ」
程度である。
しかし、色々な方のコメントを見ていると、どうもそれだけではないらしい。
「ファンアート?ってなんだ?」
ファンアートとは絵描きさんがファンからのプレゼントとして相手の作家様の作品の絵を贈る、らしい。
「あ〜成る程・・・」
私は目を閉じ天井を仰いだ。
・・・・・私には無理である。
そもそも、絵を描かなくなって大分時間が経っている。
自作品の挿絵でさえ描いて載せては見直して消すくらいのクオリティなのだ。
ここが素人が自由に載せて良い場所だ!と、念を押されていなければ載せられないであろう代物達だ。
それに、私はボッチ作家である。
ハードルが高過ぎた。
しかし少しずつ、なろうでの交流が始まり、私のウッカリ勘違い暴走イラスト押し付け事件のお陰で私の数少ない謙虚さが粉々に粉砕された。
「取り敢えず描きたくなったら描いちゃお。別に嫌なら消してもらえばいいし?あはははは!」
・・・・正直に言おう。
私は先のイラスト交換企画の興奮から、普段の正常な思考をほぼ失っていたのだと断言できる。
もうこの頃は、ほぼ毎日何かしら絵を描いていた。
朝起きてご飯を作り、なろうを見る。
仕事に行き、休憩時間になろうを見る。
帰宅して片付け、お風呂に入りなろうを見る。
さあ!絵を描くぞ!休みの日は家事、なろう、家事、お絵描き、家事・・・・ちょっと待って怖い!スマホ中毒者か!!
しかし、それでも時間は足りない。
今でも足りない。
ただ、私は一度絵のイメージが出来上がると、構図は迷わない。悪く言えば雑なのだ。納得いかないから描き直す!と、なってしまうと絵を完成させるのに、かなりの時間を必要とするが、私は諦めが早い。
流石生粋の面倒くさがりマン。
しかし、だからと言って適当に絵を描いている訳ではない。
私が誰かの絵を描くものは必ず相手の作品に目を通して自分が納得出来る、構図や場面が浮かんだ物に限られる。
実はFAを渡している作家様以外にも作品を読んでいる。
しかし、その作家様には、まだFAを贈れていない。
作品が嫌いだとか、作者様が好きではないとか、そんな理由では決してない。描かないのではなく、描けない。
描きたいと思ってもイメージが浮かばなければ一切描けない。
だから、本当はイラスト交換企画に参加する時、心配であった。しかし、絵の締め切りが思ったよりも長かった為、思い切って参加してみたのだ。結果楽しめたので大成功だったのだが。
いけない。話がまた逸れた。
そんな流れで頼まれもしないのにFA勝手に突撃隊が出動!
最初の犠牲者は前回私の企画絵を担当して下さった
きしかわ せひろ様!可哀想!
【不死<しなず>の黙示録】
お相手には何も知らせず絵を描いて、自分の割烹にて作品を紹介した。
そうした理由は色々あった。
①いきなり送りつけるのはどうなのかな?と、いうためらい。
②先にメッセージを送った場合、相手を困らせる可能性がある。(断りずらい人も中にはいる)
③作品紹介として載せれば不快感を与えない、相手の反応次第で贈るか止めるかを判断出来るだろうと考えたから。
で、結果は快く受け取って頂けた。
本当に女神の様な方である。私は感動した。
そして、調子に乗って次々と絵を描き送り付けて行った!
ばっちい様
【仕事に生きる王女】
この作品描きたい絵が何パターンもあり過ぎて困った。
取り敢えず上の絵ではばっちい様に申し訳なさ過ぎたので本気のアンナをその後送りつける。
欲望をこの二枚に収めた。
また暴走するかも知れない。分からない。
そして、次の犠牲者は!キュンが止まらない作品
シンG様
【塩が神と出会う時、青春は色づき動き出す】
イメージはすぐに浮かんだのに実は送りつけた後、後悔した。風香ちゃんは、もっと、可愛い。
「お前何故あのクオリティで渡したんだ?お前の本気は、そんなものか!!」
一人、自問自答した。
その内リベンジをお見舞いしたい。
そしてそして!私がヨダレを垂らしながら毎回覗いている、私好みのイケメンを描く作家様
津南 優希様
【私の好きになった人はIQ180超えのシスコン王子でした】
この方の作品の絵は・・・難しかった!!
イメージはありましたよ。ええ!
ご本人が描いて載せてたからね!(寧ろ見本が載ッテタヨ!それは、きしかわ様モダケドネ!白目)
これはね、開き直りました。
別に良いんです。ファンからの応援だから。気持ちの問題だから!(無理やり感半端なし)
どんどん行こう!次!
陽麻様
【蒼紅散華】
紅陽と蒼月
これは読んで直ぐに描きたくなって思うままペンを走らせたイラスト。
しかし、流石私。
実は陽麻様のイラストも何度も見に行ってた・・・。
綺麗な水彩画で上手いなぁ、なんて思ってたし、みてみん見てたのにね? 本人蒼月描いてたのにね?
流石だね?完全にスルーの私だった!だから、悔しくて描き直した!でもいい。上のイラストは、あくまで私のイメージ絵だって思って欲しい!(涙)
陽麻様のキャラデザを見ながら描き直した蒼月。
うむ!別人である。
今回はこの辺で!
まだまだ続くよ突撃隊!
次回、私に青年誌の絵は描けぬ!
限界を作るな、障害は吹き飛ばせ!
私は筋肉を描いたことがない、をお送りします☆