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劣等生の非日常  作者: 大和小雪
第1章
6/26

〜第五話〜 嘘だろ?!

またまた遅れてすいません!これからはできるだけ一週間に1〜2本は上げられるように努力したいと思います!

では第五話どうぞ!

数日経って金曜日、オレは誠と共に学校に向かっていた。


「なぁ誠、今週末やっとアプデ来るから放課後分隊組もうぜー」


「あぁ...そういやお前の好きな車両が来るんだっけか?んじゃやるか」


「よし!放課後が楽しみだよまじで!」


「ドォドォ落ち着け」


「うっ...」


ゲームの話をしてはしゃいでると誠がオレの頭を抑えて止められた。


「ったく、せっかく女子っぽくなったと思ったら....」


呆れ顔でこちらを見ながら頭を撫でて来る


「んだよ...学校以外ならいいだろ別に...」


「いいんだよ、普段から慣れとかねーとボロ出るぞ」


「へいへい」


そんな雑談をしながら学校に入るのだった。


ー教室ー


「お、キタキタバカップル!」


「「は?!」」


教室に入るなり葵がこちらを指差して大声で虚言を放って来た。


「おいおいちょっと待て誰がバカップルだって?!」


「そ、そうだよ!私と誠はただの友達だから!」


「そうやって慌てるのも怪しいな〜w」


「「だから違うっての!!」」


何度否定してもやはり信じてもらえる事は無かった。

ーーーーー

授業を終えて昼、


「なぁ一緒に昼食べようよ誠」


「ん?いいぞ」


お互い席が前後だから誘うと言うわけではないけどオレは椅子を反転させて弁当を広げる。


「お前よくそんなんで足りるよな」


誠は不思議そうな顔で昔の半分程度の大きさになった弁当箱を指差して来た。


「うっさいな、胃が小さいんだよ察しろバーカ」


食べることが好きだったオレにとってはかなりしんどい事を知ってるくせにわざわざ言って来たので軽く睨んでおく。


「へいへいスマンスマンw」


「ったく絶対反省してないだろ」


そんなグチグチ言いながら昼食を食べるのだった。

ーーーーー

時は経って放課後、オレは誠の家を経由して荷物を取り二人でオレの家にきた。


「ただいまー」


「お邪魔しまーす」


「あぁ誠くん来たのね、いらっしゃい」


「あ、誠は一旦リビングで待っててくれ」


母さんに軽く返事をして誠をリビングに待たせオレは部屋に行く。


「さて待たせてるしパパッと着替えるか...」


オレは適当に部屋着のジャージを取り出し着替えリビングに戻ると母さんと誠がなにやら話をしていたがオレに気づくと話をやめ飲み物とお菓子を渡され部屋に押し込まれた。


「なぁ誠、さっき母さんとなに話しとったの?」


オレはパソコンの電源を入れながらふと気になったことを聞いて見た。


「ん?あぁお前の将来を託された。」


「.......は?」


将来?どう言うことだ???と考えているとようやく意味を理解をした。


「は?!ちょっと待てそれっておい待てよ!オレ元々男で!」


自分の顔が熱くなってるのがわかる。きっとオレの顔は真っ赤だろう。


「嘘だけどな!www」


「は?...う...そ...なのか?」


「あぁうそうそw」


オレの中で自分に対する羞恥心と誠に対する怒りが混ざった。


「まぁこぉとぉの....ばかやろぉお!!!!」


誠の右頬に見事にストレートが決まり誠は床に倒れたのだった.....

「なんか...すまん誠...」

「痛かった...ってかマジに信じるとは思わなんだ...今度なんか一ついうこと聞けよ?」

「あ、あぁ...すまん...」

ーーーーー

どうも読んでくれてありがとうございます!今後番外編にてお母さんと誠の会話は出す予定です。

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