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劣等生の非日常  作者: 大和小雪
第1章
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〜第一話〜どうしてこうなった?!

更新遅れて誠にすいません!これからは更新ペースを上げれるように努力します!こんな穴だらけの小説ですがどうぞ今後とも宜しくお願いします。そんなわけで第一話始まります!

「ハァァ.....」

オレは家族と合流し、家の近くにある大型モールで買い物を終えフードコートで休憩をしていた。

買い物に関しては思い出したくない....

「どうした?やっぱり慣れないか?」

「ん?あぁまだ距離感とか重心の違いはある程度慣れて来たけどやっぱり目線がなぁ」

横の席に座っている父さんが話しかけて来た。

「まぁ男の時も平均かそれより少し小さいかどうかだったがなお前は」

「うっせぇよ確かにそうだったけど.....」

俺は元々は167cmで高校一年男子にしては平均かそれより少し小さいくらいだったのだが女になって10cmほど縮み157cmになってしまった。

「にしてもどうしてこうなっちまったんだか.....」

俺が悩んでいると父さんの前に座っている婆ちゃんが

「それなんだけどねぇあんた散歩の途中に何か見たかい?」

「ん?あぁ見たことない神社なら....」

「それで鳥居をくぐったのかい?」

「え?あぁなんとなく賽銭でも入れようと思って」

なんでそんなこと聞くんだ?と考えていると婆ちゃんは少し真剣な顔で

「それが原因だねぇうちの近くに昔からある都市伝説のようなものでねぇ....まさか本当だったなんて」

「そんなとんでもない都市伝説あったのかよ....」

半ば信じれなかったが父さんの次の反応で変わった

「まぁ取り敢えず理由は分かったわけだが....確かその都市伝説って....」

父さんまで知っていたことに若干驚きを隠せなかった。

「えぇ戻る方法はなかったはずよ」

「.....え、マジで?」

オレは呆然とするしかなかった、もう男には戻れないと言われたのだから仕方ない。

「まぁ戸籍の変更は出来てるし学校も明日母さんと校長先生に話に行くんだしなんとかなるだろ。そんな心配すんなもしもの時は父さんがなんとかしてやるから」

「ん〜そういうことじゃないんだけどなぁ...父さんはオレが娘になっちゃって悲しいとかないのかよ?」

いつものように呑気にしてる父さんに聞いてみると

「ん?そりゃぁ家族内で男が俺だけになっちゃったし悲しいっちゃ悲しいけどそんなくよくよしてても何もならんだろ?」

「そうだけど.....」

父さんは元々深く考えるタイプではなかったがこの状況でもそれは変わらないらしい...

「私としては妹が欲しかったしこれで良いと思うけどねっ!」

「うわっ?!..って姉さんかよいきなりびっくりさせんな!」

後ろから急に抱きつかれたと思ったら姉の山本忍(やまもとしのぶ)だった。

「こらこら公共の場ではしゃがないのみっともない」

「そうそう母さんのいう通りおとなしくしとけ!」

「ぐぬぬ....」

仲裁に入ったのは俺の母さんの山本玲子(やまもとれいこ)だ。

さすがに忍も母さんには逆らえずここは収まった。

「それで母さん達は何してたんだ?」

「そりゃお昼買って来たのよ、もうお昼だからね」

「あぁ、そういえばもうそんな時間か〜」

ふと携帯を見るといつのまにか12時を回っていた。

しばらくすると母さんが持って来たブザーが鳴り取りに行った。

「はい、これ和泉のね、うどんでよかったでしょ?」

っと渡されたのはSサイズのきつねうどんだった。

「ちょっと母さんオレこんなのじゃ足りないってのいつもならLなのになんでさ?」

「そんな男の時と同じ量たべれると思ってるの?足りなかったらまた買ってくれば良いんだし」

「ん〜まぁそうだけど....じゃあ頂きます」

オレは渋々食べて行くが半分を食べきった辺りからお腹が苦しくなって来た。

「ご、ごちそうさま.....もう無理」

結局俺はSサイズ一杯で十分なくらいだった。

「ほら、丁度良かったでしょう?」

「あ、あぁ...」

若干ドヤってくる母さんがちょっとウザかったがごもっともだった。

昼の後は母さんと姉さんの買い物に付き合って家に帰り夕飯を食べ風呂に入りそのまま寝たのだった。



やはり女の子の体に慣れない和泉、そんな中またも試練が和泉を襲う!

次回、なんでだよ!お楽しみに!

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