〜プロローグ〜 俺はこれからどうすれば良いんだ!
どうも、筆者の大和小雪と申します。これが初の小説で何卒いたらないてんもあるとおもいますが、どうか暖かい目で見守って頂けると嬉しいです。m(-_-)m
というわけで、初の小説「劣等生の非日常」始まりです!
俺の名前は山本和泉高校一年生、容姿普通、運動神経も勉強能力も中の下くらいのどこにでも居るような普通の男子高校生........のはずだった。そう、あの日までは.....
7月31日、夏休みに入って一ヶ月が過ぎようとしていたある日、俺の父方の祖母の山本佳子の家に来ていた。
「和泉、そんなずっと携帯なんて弄ってないで散歩でもして来まさいよ、今日は雲も多くてそこまで暑くないんだし」
と、祖母は居間に寝そべってスマホゲームをしていた俺に言って来た。
「えーやだよめんどくさいしー」と、いつも言っている決まり文句を言ってみるが、
「そんな言い訳いつまでも続きませんからね、いいからさっさと散歩して来なさい。じゃないと今日の夕飯は和泉の嫌いなピーマン料理にしますよ?」
「うっ...それだけは勘弁してよ散歩行くからさぁ....」
と、半ば強制で散歩に行かされた。
「さてっと....」
家を出た俺は適当に散歩してみる。
と、その途中今まで気づかなかっただけなのか神社を見つけた、
「あれ?こんなところに神社なんてあったのか、ちょっと見てみるか。」
ちょっとした興味本位で鳥居をくぐってみるが、
「っ?!....やっぱ帰るか」
俺はふと寒気を感じその不気味に感じた神社を後にして家に帰った。
その後俺は不気味な肩の重みを感じながらも風呂に入り眠りについた。
「ん...ふぁあぁああ...もう朝か...」
俺はどことなく体のダルさを感じながらも体を起こし居間に向かった。
「おはよ〜風邪ひいたかもダルいし声が変」
「あぁ和泉やっと起きたのって.....貴女誰...?」
祖母は驚いた顔で俺を見た
「ん?何言ってんのとうとうボケた?とりあえず薬くれー」
「ちょっととりあえず顔洗いに行って来なさい...」
「あ、あぁ」
俺はとりあえず洗面所に向かい顔を洗おうとする.....のだが、
「ん?誰だコイツ....」
鏡には肩に着くくらいの髪のクリッと丸い目をした世間一般では美少女の部類に入るであろう少女が映っていた。だが鏡には彼女以外には誰も映っておらず俺の姿はなかった。
「......どういうことだ?」
俺は鏡に顔を近づけると鏡に映る少女も顔を近づけた、俺は若干の焦りを感じながら髪を触ってみると...
「.....は?」
髪は基本短く切ってあるはずなのに何故か髪は肩まで伸びていて鏡の少女も驚いた顔で髪を触っていた。
「........なんじゃこりゃぁあああ!!!!!」
そう、鏡に映る少女は自分だったのだ。
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俺は祖母に何が起きたか話した。
「つまり貴女は和泉で何故か起きたら女の子になっていたってことで良いのね?」
「あぁ、俺も何が何だかわからん....これからどうすれば良いんだよ.....」
俺は頭を抱え込む....が、
「別にそのまま生きれば良いんじゃないの?和泉は和泉で見た目が変わっただけなんだし」
「いやいやいや!そういう問題じゃないでしょ!学校とか戸籍とか色々問題しかないでしょ?!」
「そこら辺は私の旧友が和泉の住んでる街の市役所に勤めてるからなんとかしてみるわ。学校は校長先生に話に行くしか無いんじゃないかしら?とりあえず勝康に連絡しておくから着替えて来なさい。」
「あ、あぁ.....」
山本勝康、察しがつくだろうが俺の父親だ、
取り敢えず俺はおばあちゃんって何者なんだ?と考えながら部屋に戻って着替えるのだが....
「サイズが合わねぇ...」
予想はしていたがやはり身長も体型も変わっており服のサイズが合わない。
俺は取り敢えず白Tシャツにデニムのパンツとグレーのパーカーといういつもの構成を無理矢理着て居間に戻った。
「着替えて着たけど別に良くない?出かけるわけじゃあるまいし」
「何言ってるの?女の子用の服買いに行かないとダボダボじゃない。勝康もすぐ来るって言ってたし到着次第買い物に行くわよ。」
「......は?まじかよ...」
唖然としてる俺を無視して祖母は支度を始めたのだった....
朝起きたら女になってしまっていた俺山本和泉、これから買い物に連れてかれるわけなんだが...嫌な予感しかしないんだよなぁ...
次回!どうしてこうなった!お楽しみに!