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青春ボッチ  作者: 半端菜喜
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2人いや、1人

妹が言ったことを否定出来ない当たり俺らしいよな。あんなに深く頷いたんだ。頑張るか。だが、どうやって頑張るか分からやないんだよな。ずっと1人でやって来たし。今更どうしろと…。

って、時間経つの早くないっすか?もう放課後じゃないですかヤダー。



トントンッ

「どうぞー」

ドアを開けると例の女がいた。

「もう来ないと思ってたわ。」

「おれも同じだ…」

「自己紹介はまだだったわね。私はなつき。よろしく…」

「よしはる。よろしく。」

そういえばこいついつも本読んでるよな。

「それで、この部活はどんなことをするんだ。」

「基本は何もしないわ。でも、依頼が来たら出来る範囲でサポートするの。わかる?いつも1人でやってたから2人になったら活動の量が減って楽だわ」

「そんなに来ないだr…」

トントンッ

「し、失礼します~ってよっしー!何でもここに?」

「おぉ。ゆうか。作文のバツでなここの#教室__かんごく__#にぶち込まれたんだよ。」

「まぁ、仕方ないね。」

「ここに来たということは何か依頼しに来たのではないのですか?」

「あ、そうだった。あのー、いいずらいんだけど、男の子に告白されるんだけど…どうにかならないかな?」

「それは大変ですね。でも、対処法はありますよ。」

「え!?そんなに簡単なんですか!?」

「よしはるくんと同行して置いたら人よけになりますので。」

「間違いないが俺をモノ扱いするの辞めてもらえませんかね」

「そんなに簡単な事なの!?…ねぇねぇ、一緒に行こ?よしはるくん。」

「でも、まだ、部活の終わりの時間じゃないから」

「それならゆうくんもここの部活に入ればいいじゃないか。」

「結城先生いつの間に…」

「あ、じゃまするぞー。」

「僕は他の部活に入っているのでそれは無理ですね。」

「仕方ないな。まぁ、いつでも来い。こいつらが何かしらしてくれるさ。」

なんで自分はやってねぇのにこんなにも自信満々で言えるのか疑問だが、おれはほとんど何もする気にはならん。おれは9割5分1人だ。この教室での待ち時間は?と言われてもなんとも思わない。何せここには#2人__・・__#いるのではなく、#ボッチが2人一緒にいる__・・・・・・・・・・・__#だけだから。

色々してるうちに時間は過ぎていた。

時間だな。帰るか。

「それじゃぁ、時間だしおれは帰るわ。」


あ、そうだ。もみじはいつも1人で色々してくれてるから何か買って帰るか。


「ただいま…」

「おっかえりー!お兄ちゃん!」

「いつもありがとなもみじ色々してくれて。」

「いやいや、いいよ。もう慣れたし。」

よしはるは買ってきたジュースを差し出した。

「いいのにー、けど貰おっかな。お兄ちゃんは彼女がいないから私にそーゆー事するのかな?」

「一言余計だ。」

そして、仲良くご飯を食べて、よしはるは自分の部屋に戻り、パソコンを開けた。だが、慣れないことをして、疲れていたらしい。そのまま、寝てしまった。

「こんな所で寝たら風邪ひくよ。おやすみ。」


~新キャラ~

なつき

この部活の部長であり、趣味は読書。綺麗だが発する言葉には棘があるのが特徴である。成績優秀、運動神経抜群の強者。


どうも作者の半端菜喜です。

なつきのキャラ紹介を忘れていました。申し訳ないです。こんな人がいたらこの世がまじでクソゲーになるかもしれないですね。いて欲しいですが…。

まだ続くのでお楽しみに!

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