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始まり出す


始まりだし、回りだし

歯車は噛み合い

ゆっくりとゆっくりと

地球の自転がのんびりだって?

これ程の球体が自力で回り出すスピードは

高速な螺旋が 蝋燭を灯し

朝から夜を追いかけて

僕らはそんな毎日を藻掻いて 今は泡吹いて


立ち止まって

空を見て


何も始まっていなくて

すでに始まっていて

なじっていた過去を投げ捨てて

囓った未来よりその先へ


幸先の矛先 より先へ

立ち止まる余裕なんかなくて

立ち止まる事も、ある意味じゃ勇気で


僕らは歯車を回して

決して、回されているんじゃなくて

引き合うんじゃなくて 惹かれ合う

ゆえに僕らは抱き合って

時々、押さえきれずに泣き合って

その目尻を拭き合って


そして僕らは始まりだし

白紙に歴史を書き出し

足して引いての計算なら無し

そして僕らは歩き出し、

ゆっくりゆっくりのテンポで

足跡一つずつ つけて


そして僕らは始まりだし

足音 歩幅を合わせて 確かめて


過去詩です、2006年の1月でした。

何か爆発するような感じのを載せたいなぁと思って思案していたら、目に止まったこの詩。どちらかというと、言葉遊びに近いですけどね。

タイトルが直情ストレート。

たまにはこんなのもいいかもね、と思ったり。

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