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夢見


ゆらりと揺らぎの中で

ふいに目を覚ます

こんなに近くで

僕は眠っていたんだね


雲が流れるように

言葉を流す

さらりと、台詞に意味をこめて

通過していのが先か

風化していくのが先か


なのに君は僕の言葉を

真っ正面から受け止める


絵の具を空に溶かす

届かず消えた言葉もある

夕陽の色と血の色が区別できなくて

なんだか可笑しくて


ほら

手を振っていた

いや

首を横に振っていた?


なのに君は僕の言葉を

真っ正面から受け止める


ゆらりと揺らぎの中で

ふいに目を覚ます

こんなに近くで

僕は眠っていたんだね


まだ夢の続き見てる君を

起こさないように

ゆっくり

ゆっくりと

揺らぎの中で

僕はゆっくり目を覚ます


滲んだ夕陽が

綺麗で

君の顔がとても綺麗で

時間よ止まれとは言わないけれど

せめて後少し、もう少し


夢見の丘へ誘って


過去詩です。2005年に書いていましたね。

こうやって記憶を掘り返す作業なのもまた面白い。結婚前ってのもまた、ね。

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