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200文字小説

歯車【200文字小説】

作者: 白波

 時間や人間関係というのは時に歯車に例えられる。

 前者は時計の内部で歯車が回っているイメージ、後者は一人一人が手を取り合って助け合っているイメージだ。


 共通することを上げれば一つでも欠けたら回ることはない。


 どんな時間のどんな瞬間でも当事者が居て、それまでの人生がある。


 だからこそ、どんな軌跡と言われるような一瞬でも成り立つことができる。


 歯車というのは大切だ。

 今日もいろいろな歯車が世界で回っているのだろう。

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