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これまでのあらすじ I
シカタは転移した。必ず、ハーレムの王にならなければならぬと決意したがそのような決意を実現させてくれるスキルはもらえなかったのですぐに諦めた。シカタは女心と空気が読めぬ。シカタは男子校の童帝である。エロ話を聞き、妄想して暮らしてきた。けれどもリア充に対しては、人一倍に敏感であった。10日間シカタは訓練場で、異世界の常識とサバイバル技術を教え込まれた。シカタには彼女も、彼女候補を連れてきてくれる交友範囲と心の広い友人もない。アラフィフの頭頂輝く中年男性と中2病的言動の使い手だけが食事の友だ。この2人も当然食事の友が他におらぬ。シカタはそれゆえ、この2人とパーティーを組むしかなかった。
主な登場人物
シカタ 主人公。童帝、たわしを1日1個つくりだせる。静電気で握手相手をいじめることができる。間合いに明るいという技能がなければただのでくのぼう。
チュウジ 中2病。やはり童帝。人の精気を吸い取るスキルをもっているが空気は読むスキルはない。
サゴ 胃痛持ちっぽく見えるおじさん。強力な胃酸ブレスで色々溶かす。




