63(ロクサン)女史のソロ生活(40) VS水垢
「断捨離」提唱者、やましたひでこさんの「ピカピカの魔術師」(大澤トレーナー)に感化され、
「よし、私もピカピカにするぞ!」
と、まずキッチンの流しの水垢落しを始めた。
少しでも水垢が付いているのが嫌になり、ゴシゴシ磨いてみたがいくら磨いても落ちない。
そこであれこれ調べているとこの年になって初めて洗剤には中性、アルカリ性、そして、酸性があることに気付いた。
私はアルカリ洗剤でばかり磨いてそれだけではいくらゴシゴシと力を入れても水垢は一向に取れない。
スーパーで酸性洗剤のクエン酸洗剤とクエン酸洗剤用スボンジを買って来て使ってみると、まるで魔法のように水垢が取れ、流しはピカピカになった。
今まで
「クエン酸? 何、それ? 酢?」
と、舐め切っていた。
次は浴室の鏡。
やたらと大きな鏡なのに、湯気で曇って何にも見えない。
ホームセンターで曇り止めを買って来て塗ってみたところ、その晩の入浴時に浴室に「信楽の狸」が現れた。頭に笠も被らずトックリも通い帳も持っていないメス狸。
「こんなことなら、曇っていた方が良かった」
数日、狸は現れたが次第にムラができ、暫くするとまた曇り始めた。
ホッとはしたものの鏡の輝きが消え、ムラは残ったまま。
ひょっとしてこれもクエン酸で綺麗になるのではと試してみたが効果はなく、ガッカリの鏡になってしまった。
曇り止めは捨てYouTubeで調べた結果、「すごい鏡磨き」を明日配達のネットで注文。
届くのを楽しみに待っていた「すごい鏡磨き」はツルツルのシートで鏡をなでるように磨くのだけれど、これが効果抜群!!
手強い水垢に勝った~~
やっと浴室の鏡はピカピカに輝きを取り戻し、スッキリ~
最近は毎晩、自分の体の垢を取るより浴室の水垢を取ることに力を入れ、入浴タイムを過ごしている。
毎日、綺麗に輝いてる流しや鏡を見ると水垢との対決は疲れるけれど、やめられない。
この年齢になってやっとわかったことは他にもあり、所得税の申告は税務署、住民税の申告は役所と今年、初めて気付いた。
拙い文章を読んで頂き、どうも有難うございました。