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63(ロクサン)女史のソロ生活(38) 人の口

1人だけでじっと家に居てもと思い、サークルに参加しているが、メンバーの中での会話は夫がいて子どもがいて孫がいるのが当然のような会話ばかり繰り広げられる。


「夫の晩御飯を用意しないといけない」


とか


「孫のピアノの発表会があって」


とか


「娘と買い物に行くから」


と。


中には夫婦や娘の写真を披露したりもあり、私もついつい負けずに孫の写真を見せたりしてまった。


ところが、勘の良い人は私に夫の存在が薄いことを嗅ぎつける。


面倒なので夫がいるていで話しを返し、適当に話しを合わせてきた。




そして、段々付き合いが長くなり親しい人ができると、


「今度お宅に呼んで」


なんて、言われるようになった。



最初は冗談と思って聞き流していたが、何度もしつこく言われると断る理由を考えるのも面倒になり、


「ええい‼︎」


とばかりにソロ生活で人を呼べるようなスペースはないことを明かしてしまった。


「他の人達には内緒にしててね」


と、念を押して。





また別のサークルでもカミングアウトせざるを得ない同じような状況が起きた。


信頼できる人と思い、伝え、また他言しないよう念を押した。




でも、


「人の口には戸を立てられぬ」


今やみ〜んな、知っているのでは?




こんなふうに書いているのだから、隠す必要もないことだけれど、わざわざ誰にでも自分からペラペラ話す必要もない。



それにしても、他人のプライバシーを詮索する必要があるのかなぁ?


この歳になって趣味を楽しむのに、家族構成や元職業なんかどうでもいいと思うのだけれど・・・


私は趣味を楽しんでいる間ぐらい、日常の生活を忘れて趣味に没頭したいのに。




私はこんなことをウダウダ考えなければならない「訳あり商品」ならぬ「訳あり女」。


ああ、面倒臭い‼︎


私は人の秘密を他言する相手もいないんですけど。



拙い文章、誤字脱字お許し下さい。

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