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63(ロクサン)女史のソロ生活(20)  寛ぎタイム

毎日、暑い日が続き、夜も寝苦しく夏バテ気味。


食欲もなく、体重がシンデレラ体重に。


フラフラするので布団に横になりながら、人生を思い返すと、


親の敷いたレールの上を必死で走らされた30年。


そして、その延長を自分で必死に走り続けた30年。


「そろそろ寛いでもいいのでは?」


と思う。


今まで暑いも寒いも言ってられないような生活をしてきた。


60数年、走り続けた内には少しでも休んでいると、


「早く、早く」

「何、ボーっとしてんの」

「もっと頑張って」


とか言われ、休むことはいけないことと思い込んでしまっている。


子どもの頃は宿題や勉強を優先し、大人になってからは仕事、家事、育児、雑用を優先し、したいことを後回しにしている内に何をしたかったのか、わからなくなってしまっている。


「それなら、今からどうぞ」


と突然言われ、またまた


「何かしないと」


と、日々、焦っている私。



1日の中に寛ぎタイムを取って何が悪いんだろう。



ボーっとしてもOK!!


だらしなくしててもOK!!


何もしなくてもOK!!



「ゆっくり寛いで下さいね」


「十分お寛ぎ下さい」



こんな言葉を自分に送りたい。













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