第四話 神田家の次女 この家の良心であり、きゅ~しん救心。
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んで、としおが何か思い出した様に手のひらにコブシをポンと叩く。
「ハハっそ~いえば成田空港に二葉がいたよ、大学の友達のトコに顔だしてから帰るって言ってたね。」
「そうかえ、二姉は晩ゴハンは食うて来るんかの~...」
何でも とし兄がアメリカから日本に帰って来た時に偶然 空港で二姉に会ったとか。
つーか地味に忘れてたわ...
神田家の次女《 二葉 》23歳 もう一度 23歳
決して一姉の当てつけではない 23歳...
この二姉は、神田家の中でも普通である。
いや世間一般的には普通ではないのだが、いかんせん他が強烈すぎて地味に追いやられ勝ちなのだ。
そんな二姉は中学の時に、年相応というか普通にファッションに興味を持つ。
やがて自分で服を作る様になり、大学時代に仲間たちと学生企業を始め、
洋服ブランド『mico mico』を立ち上げる。
何でもラテン語で【輝く】という意味らしいのだが、巫女が輝いたら後ろの神が霞んじゃわね?
まぁ神が男のつるっパゲなら光を浴びてより強く発光するんだろうが...って冗談です神様、御免なさい許してください。
だから明日の発毛で...じゃなかった初詣は是非僕の願いを叶えてください宜しくお願いします!!
まぁ話は大分逸れたが、そんでスグに紹介する事になるだろうが[ 強力な後ろ楯 ]もあって『mico mico』は、あっという間に日本でも人気ブランドへと伸し上がり、昨年にはパリコレ デビューも果たしたとか。
二姉は今、フランスにも店を構え そっちに住んでいる。
〈 ヘクシュッ 〉
おっと襖の向こうに誰かいる。噂をすれば北斗やら...じゃねぇナントやらだ。
「たらいま~久しぶり~ミンナ~」
襖が開くとのほほんとした二姉のゆる面が顔を出す
「おう帰ってきたか二葉ぁベランメィ」
「久しゅう二姉よ。」
「ハハっ大学の友達とは もういいのかい?」
「お帰り23歳...じゃねぇ二姉」
「二葉 お帰..おいクソガキっ今すぐ庭行ってテメーの入る穴掘ってこい...」
恐っ恐いよ一姉っ!! ドコのマフィアですか!? 自分の墓を自分で掘らせるとか正気の沙汰じゃないよ、確かに当てつけで23歳連呼した俺も悪いけども...
これがホントの墓穴を掘る!!なんちゃってw
ヒーーッ恥ずかしいっ穴があったら入りたいっっ...
....あれ?丁度良くね?
「しず兄よ、これから叔父上殿達も来るえ長コタツを出してきて貰えるかのう」
「おうガッテン承知之助!!」
俺の妄想パニック状態を察した三咲が、俺に仕事を振る事で何とか一姉の処刑を免れる。
その間に酒やツマミをアテて一姉の機嫌とる健気な三咲を見て、一生 俺の面倒を見て貰おうと思ったのは言うまでもない。
ただ唯一の懸念としては、三咲がこの先の人生で面倒を【看】なければいけない相手は、親父、俺、とし兄、一姉の四人になるかも...ということだろう。
さぁて今度の超職人大家族は?カツ...しずおです。よく子は親を選べないって言いますがそれは親も同じで子供に悩む夫婦のお話です。まぁそ~ゆ~意味では僕も姉さんを選べないんで苦労してるんですけどね?...さて次回は、「しずお 普段通り」の一本です。
ーーと「日本のヒーローは異世界に喧嘩を売る」も連載してるのでご覧ください!!
じゃんけんぽ~んっっ あいこでしょ?