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新シーズン開幕


 シングが手にした剣を天高く掲げた。

そして一呼吸の間を置き、大きく叫ぶ。

天地崩壊ディストル・ク・ティオ

刹那、それまで澄み渡っていた蒼穹の空が一瞬にして黒雲に覆われた。

そしてそこから降り注ぐ、雷の雨。

それは無慈悲な正確さを以って、そこで暮らす人々の頭上に降り注いだ。

さらに巨大な地震が起こり、大地が幾つも罅割れ、逃げ惑う人々を次々と飲み込んで行く。

だが、まだまだ惨劇は続く。

罅割れた大地からはマグマが大きく噴出し、瞬く間にそこにある物、あらゆる生命、あらゆる建築物、全てを焼き尽くしたのだ。


「嘘……」

リーネアが呟く。

その隣にいるヤマダも、呆然としていた顔をしていた。


とても現実とは思えなかった。

つい今しがたまで目の前に広がっていた風景が、魔法一つで一変したのだ。

難民キャンプがあり、少し離れて都市があり、更に山の麓には田園地帯と幾つかの小さな集落。

それがほんの数呼吸の間に全て消えさり、荒涼とした大地が広がっているだけになってしまった。

人はもちろん、木々も含めてそこに生命は存在しない。

建物も無い。

ただ荒れた大地が延々と続いているだけだ。


圧倒的な破壊力の魔法。

いや、これを魔法と言って良いのか。

余りに巨大で、余りにも圧倒的。

そして余りに非現実的。

一瞬の内に天変地異が起こったかのようだ。


……これが、シン殿の本気の力……

恐るべき力、としか形容出来ない。

しかし不思議と、リーネアは恐怖を感じなかった。 

想像以上の力を前に、まるで夢を見ているよう感覚に襲われているからだ。


そのシングが、剣を鞘に収め、ゆっくりと振り返る。

そして眉間に深く皺を刻み付けた難しい顔のまま、呟いた。

「や…やり過ぎてもうた」


「……は?」


「またか自分」

シングの肩に乗っている黒兵衛が、彼の頬をパチンと前足で叩いた。

「ほんまにお前は……少しは学習せーや」


「ふひひ……さーせん」


「あ、あんなぁ…」


「いやいやいや、悪気は無かったんですよ?いや本当に、出来る限り制御もしたんですよ?だから僕チン、悪くないです。悪いのは……敢えて言えば、運、かな?」


「こ、この真性の馬鹿は……」


「大丈夫。慰霊碑とか建てるから」


「何が大丈夫なんや。そもそも前の慰霊碑だって建てとらんやないけ」


「……前ってなんだ?」


「マジで言うとんのか自分?酸素欠乏症とちゃうか」

黒兵衛は大きな溜息を吐き、ガックリと力無く項垂れてしまった。


「いやぁ~……しかし我ながら、やっちまったなぁ~って感じだねぇ」

シングは何処までも続く荒れた大地を見ながら、独り笑っていた。

我に返ったリーネアは眉根を寄せ、

「シ、シン殿。さすがに、笑っている状況ではないと思うが……」


「不可抗力だ」


「え…」


「どこがやねん」

またしても黒兵衛がシングの頬を叩く。

「全部お前の所為やろうが。ったく……酒井の姉ちゃんにまたド突かれるで」


「ゴメンな黒兵衛。お前まで説教を受けて」


「うぉいっ!?何でワテが共犯にされとるんやッ!!」


そんな二人、いや一人と一匹のくだらないやり取りを見つめながら、リーネアは思う。

な、なんでこの状況で平然と笑っていられるのかしら……


その時、不意に隣にいるヤマダがポツリと呟いた。

「凄いな、シン殿は」


「え?えぇ……凄い魔法ね」

実際、この魔法の威力は想像を絶する。

前にシングは、この世界は数ヶ月もあれば滅ぼせる、そんな事を笑いながら言っていた。

さすがに冗談かと思ったが、今なら分かる。

それは決して冗談でも誇張でもないと言うことを。


「いや、そうではなく……心がな」


「心?」

リーネアは僅かに首を傾げた。


「そうだ。これだけの数多の人間……老若男女問わずに消し去ってしまったと言うのに、シン殿は普段通りだ。リーネアは……もしお前だったらどうなっている?自分がもし、巨大な力で多くの人を殺めてしまったら」


「……おかしくなっているわね」

モンスターや魔獣が相手ならそうでもないが、やはり同じ人系種族の命を刈ると言うのは……ましてやそれが兵士ではなく、一般人であったならば……罪の意識で心が押し潰されてしまうだろう。


「そうだな。幾ら戦とは言え、必要以上に人を殺めるのはな。だが、シン殿は違う」

ヤマダの目が細まった。

「これだけの事をしたと言うのに、不思議と邪気を感じさせない。彼はもしかして、神と呼ばれる存在に近いのかもな」


「か、神?」

シン殿が?

……

ジョークを司る神とか?


「シン殿もおそらく、いや間違いなく罪悪感は感じているはず。それも某達の想像も付かない程のな。シン殿は心が壊れているわけでもなく、また無慈悲なわけでもない。むしろその辺の為政者より、遥かに慈悲深い男だ」


「……そうね」

それは良く分かる。

ここ数ヶ月供に過ごし、リーネアも感じていた事だ。

シングは、非常に優しい男であった。

もちろん、場合によっては冷酷とも言える態度を取る時もあるが、けってして残虐ではなかった。

そして何より、気の良い陽気な男であった。

彼を知らなければ、とても魔王とは思えないだろう。

そんな彼が引き起こした惨劇。

良心の呵責に一瞬の内に押し潰されてもおかしくは無い筈なのに、シングはただ苦笑を浮かべているだけだ。


「見たまえ、リーネア」

ヤマダが後ろを振り向く。

そこには、魔王軍混成部隊の生き残りの兵達が居た。

兵とは言っても、殆どが平和に暮らしていた、様々な種族の市井の者達だ。

彼等は目の前で起きた惨劇に、ある者はただ黙って、ある者は天を見上げ、そしてある者は大地に膝を着け祈りのポーズを取っていた。

だが彼等は別に、シングによって引き起こされた天変地異級の殺戮劇に、恐れ戦いているワケではない。

また被害にあった数多の者達を憐れんでいるのではない。

その逆だ。

何故ならここに居る兵士達の殆どは、ほんの数分前まで目の前に居た評議国からの難民によって、家族と生活を奪われた者達なのだから。


ヤマダは大きく息を吐いた。

「彼等にしてみれば、まさしくシン殿は神の如き存在なのかも知れないな」


「……」

兵達の瞳に、恐怖は無かった。

ただただ畏敬の念でシングを見つめている。

……

そのシングは黒兵衛に向かって、

「一番悪いのは酒井さんって事で良いんじゃね?」

等と、物凄く不穏な事を囁いていたが。


「リーネア。某は最近……正義とは何かが分からなくなってな」


「……そうね。それは良く分かるわ」

リーネアは頷いた。


グロウティス、そしてオーティスと旅をしている時は、世界はもっと単純であった。

正義は一つしか無かった。

それがシングがこの世界に降り立った時から、世界の在り様が変わったような気がする。

ましてや彼と行動を供にしていて、更にそれは強く実感できた。

現に今も、シングを邪悪なる者とは決して思えない。

これだけの事をしたにも関わらずだ。

そしてここにいる兵達から見れば、シングこそ正義を体現する者なのだろう。


その彼は大きく伸びをすると、邪気の無い笑顔を溢しながら、

「良し、仕事も終わったし、駐屯地へ戻ろうか。そろそろリーンワイズも起き上がる事が出来ると思うしな。あとお腹も減ってきたし。お昼御飯はなんじゃろうなぁ」


「うぉい」

またもや黒兵衛がシングの頬を叩いた。

「自分、ジェノサイド直後に、よく飯の心配が出来るな」


「ふぇ?だってもうすぐランチタイムですよ?」


「……ホンマに自分、一度カウンセラーに診て貰った方がエエで?」



難民キャンプ(現、荒れ果てた大地)からさほど離れていない所に設置した秘密駐屯地へと戻って来た僕チン一行。

巨大な天幕の中へと入ると、青白い顔をしたリーンワイズがベッドの上で起き上がり、

「こ、これはシング様……」


「おいおいおい、まだ寝てろ」

俺は少し顔を顰めながら言ってやる。

「辛うじて蘇生させたとは言え、予想以上に出血した状態だったからな。我の復活魔法だとこれが限界だ。完全回復までは暫く掛る」

ってか、奇跡的に成功して良かったよ。

ここだけの話だが、生まれて初めて試した魔法だしな。

「ともかく、安静にしていろ。飯食って寝ていれば直ぐに治る」


「シン殿の言う通りですよ、兄上」

俺の背後からリーネアがそう声を掛けた。

リーンワイズは非常に申し訳なさそうな顔で、

「ま、誠に今回は不甲斐ない戦いを……」


「何を言う。今回は此方のミスだ。許せ」

俺は軽く頭を下げ、あまり邪魔をしていても悪いと思い、そのまま天幕を後にした。

途中、御付きの者に、栄養があって消化の良い物を与えるようにと命じておく。


「いや、リーンワイズも少し元気になって、良かった良かった」

自分の天幕へと歩きながら、俺はリーネアに笑い掛けた。


「有難う、シン殿」

エルフの弓士は微笑んだ。

と、その隣にいるヤマダが

「しかし、まさか復活魔法まで使えるとは……さすがだ」


「他者の蘇生は得意ではないんだがねぇ。自分を復活させる魔法はエキスパートなんだけど」

だって自分が一番大事だもんね。


「普通は、復活魔法は神官か勇者にしか扱えないのだがな」

ヤマダが少しだけ困惑した顔で答える。


「はは……そう言うもんか。しかし今回は、ちょっとミスったなぁ」

俺は頭を掻き、そしてリーネアとヤマダを振り返りながら、

「実を言うと、今度の出兵には隠した意図があってな。二人には後で説明するつもりだったんだが……」


「隠した意図?」

リーネアがヤマダと顔を見合す。

「ダーヤ・タウルへの最終警告と保護している少数種族達の復讐の手伝い……それ以外に目的があったって言うこと?」


「そうだ」

俺は警備兵に食事を持って来るように命令しつつ、自分の天幕の布を捲り上げ、中へと入る。

「実は神の御使いマーヤ……それとオマケではあるが、あのボンクラ勇者の成長具合を確かめると言う目的があったんだ。元々の発案者は酒井さんで、それを基に俺が作戦案を作ったんだがね」


「そうなの?」


「そうだ。その為にわざわざリーンワイズを指揮官に選んだんだ。難民キャンプを襲撃するのなら、別にリーンワイズではなく、他の者を指揮官にしても良かっただろ?」

俺は黒兵衛をテーブルの上に置きながら、椅子に腰掛ける。

リーネアもヤマダもそれに続くが、そのヤマダが僅かに首を傾げ、

「ん……ちょっと待ってくれ、シン殿。何か……色々とタイミングがあってないか?リーンワイズ殿を指揮官に選び、この地へ派遣したのとオーティス達がここに来たのと……」


「正解だ、ヤマダの旦那。勇者一行は、俺がこの地へわざわざ呼び寄せた」

俺は軽く肩を竦め、笑ってみせる。

「そしてここで勇者達に現状をそれとなく説明し、そしてどのように行動するか……それを見るつもりだったんだ」


「それで兄上を……」


「そうだリーネア。復讐されるべき罪深き難民と、復讐する理由がある魔王軍の兵。そして率いるは勇者もその名を知るリーンワイズ。どうだい、このシチュエーション?かなり難しいだろう?」


「……そうね。確かに……どうすれば良いのか、咄嗟に答えは出ないわ」

リーネアは綺麗な柳眉を僅かに顰めた。

ヤマダの旦那も眉間に皺を寄せ、考え込む。


「ま、正解の無い問題のようなもんだ。難民とは言え犯罪者のような連中を助けるか?魔王軍の兵士とは言え、迫害を受けてきた哀れな種族を殺すのか?そして指揮官はリーネアの兄であるリーンワイズだぞ。神の御使いも勇者も、かなり頭を頭を悩ませるだろうよ。だが、それを見たかったんだよ、こっちとしてはね。もちろん、どのように行動しても良かったんだ。ただ、どう判断し、そしてどう自分を正当化するか。そう言った事を検証したかったんだ」


「それが失敗としたと……そう言うことなの?」


「いやいや、失敗も何も……状況を説明する前に、マーヤも馬鹿勇者も、勢いだけで戦闘を始めやがった」

俺は吐き捨てるように言ってやる。

実際、あの二人の行動はさすがにどうかと思うぞ。

酒井さんも芹沢博士も、かなり憤っていたしね。

「二人とも、てんで成長してねぇ……目の前の光景を見て、反射的に動いただけだ。野生動物や昆虫と同じだ。その挙句に、ボンクラ勇者はリーンワイズを……本当に、あれは一年前と同じだな。脊髄反射で動くただの馬鹿だ。自分の幼馴染を殺した時から何も変わってねぇ。ウチのエリウちゃんを少しは見習って欲しいよ」


「しかし……どうして神の御使いを試すの?敵ではないとシン殿は前に話してくれたが……」


「……神の御使いマーヤは、酒井さんの弟子だ」

そしてセリザーワは、我が心の師匠なのである。


「そ、そうなの?」

リーネアの目が大きく見開く。

「神の御使いは酒井殿の……」


「そう言うこと。だから酒井さんがこの案を出し、そして……一番失望した。もちろん俺もだ。マーヤもそうだが、特に勇者にね」


「オーティスに?」


「あぁ……あいつは一年経っても何も成長していない。未熟なままだ。わざわざこの俺が、ヤツに試練を与えていると言うのにな」

俺はそう言って、テーブルに肘を立て、頬を載せる。

「この一年、アイツの行動を支配していたのは、実は俺だ」


「ど、どう言う意味なのだ、シン殿?」


「……あの時、出会ってからいきなり神の御使いの情報を与えただろ?普通はそんな事、軽々に口にする筈無かろうに」


「……」


「それに、各地で情報屋から色々と話も聞いた筈だ。道案内もしてくれた筈だ」


「っ!?ま、まさか……リッテン殿とか……」


「全て俺の手下だ」

俺がニヤリと笑うと、リーネアもヤマダも、絶句してしまった。

「更に付け加えるなら、オーティスが拾ったペット……フィリーナちゃんな。あれは酒井さんの使役する使い魔のようなものだ」


「じ、じゃあ、最初から全てオーティスは、シン殿の計画した通りに動いてたってこと?自分で決めた筈なのに、実際はシン殿がそう動くように仕向けていたと……」


「そーゆーこと。だから前にも言ったけど、リーネアとヤマダの旦那がパーティーから外れたのが凄いイレギュラーだったワケなのよねぇ」


「……なんでシン殿はオーティスを?」


そりゃ面白いから。

と言うのは黙っておいて、

「色々と理由はある。ま、一番の理由は、この世界の均衡を守る為かな」


「均衡…?」


「勇者が弱くては世界のバランスが取れん。そう言った理由もあり、俺達はこの世界へ降り立った」


「そ、そうだったの。けど、何か黒兵衛殿が物凄い顔をしているが……」


「この馬鹿猫は放っておいて頂戴ね」

俺は笑いながら、黒兵衛を押さえ付けた。

「しかし、それも少しばかり修正しなくては。何より、勇者についてちょっと検証したい事がある。リーネアとヤマダをここへ連れて来たのは、その為だ」


「検証?」


「ここから北……評議国を超えた所にある北部連合諸国だったか?そこに勇者になる為に必須な精霊の洞窟とやらがあると聞いた。そこを少し調べたいのだ」


「精霊の洞窟……確かにあるけど……」


「どうにもねぇ……色々と胡散臭いんですよ。勇者そのものの存在を疑うぐらいにね」


「疑うって……シン殿、まさか勇者は存在しないとでも言うの?」


「分からん」

言って俺は背を伸ばした。

「ただ、あのデュラハンの話とか聞くとさ、どうにも……昔の勇者と今の勇者が違い過ぎててな。今は、と言うかここ何百年は、一時代に一人、それも人間の勇者しか誕生していないだろ?けど、昔は違ったようでな。様々な種族の勇者がいて、しかも一時代に複数居た事もあったりして……その辺がどうも、引っ掛かっるんだよ。ただ、もし仮にだ、勇者と言うシステムが破綻している状態だったら……この世界のバランス、調和が乱れている証拠だ。さすがに、天秤を司る者としては放って置けない事態だな」

俺は笑いながら、リーネアとヤマダを見つめる。

彼等は更に困惑した顔をしていた。


うん、こんな所かな。

咄嗟的にとは言え、我ながら嘘と真実を混ぜて話を作れるモンじゃわい。

これである程度は整合性が取れたかな。


実を言うと……今までの会話は、全てテレパス通信で芹沢博士に送っていたのだ。


博士の提案通り、天秤シナリオにちょっと強引に持って行きましたが……

こんな感じの展開で良いんじゃないですか?

何となく、話の方向性が出来たような感じですよ。


俺が心の中でほくそ笑むと同時に、脳内に博士の声が響く。

『ナイス、アドリブ。さすがシング君だねぇ。天秤……調和と均衡か。良いねぇ……こっちも、それをベースに話を進めて行くよ。ま、アドリブは入れるがね』


ふふ、望む所です。上手く切り返してみせますよ。

それより……摩耶さんはどうですか?

酒井さんに聞いたら、物凄く落ち込んでると……数日、御飯も食べてないとか聞きましたが。


『まぁ……落ち込むだろうねぇ』


ありゃま。過ぎた事ですから、いつまでも悩んでいてもしょうがないと思うんですがね。

嫌なことなんて、酒飲んで一晩寝てれば、大抵は忘れるんですが……

かく言う僕も、たった今、やらかしちゃったばかりでしてぇ……へっへっへ。


『そうなのかい?』


えぇ。例の難民キャンプで、思った以上に力が入っちゃって……ちょっとね。黒兵衛に怒られちゃいましたよ。


『……そうか。それで今、シング君はどうしてるんだい?』


へ?あぁ、これからランチタイムですよ。ちょっと遅いなぁ……まだかなぁ。


『ランチって……凄いね、君は。摩耶お嬢様に、シング君の太い神経を少し分けてあげたいよ』









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