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今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

琵琶湖の亡霊

作者:marron
毎年夏の終わりに開催される鳥人間コンテスト。
3月の終わりのこと。

大学生チームSkyWingsは書類選考で落とされ、鳥コン落選が決まった。
予想はしていたが、そんなことはないと信じたくなかった事実を突きつけられた彼らはどこか重々しい雰囲気になっていた。

しかし、後輩への引き継ぎのためにも、サークルという形を保ち技術や経験を継承するためにも人力飛行機を作り上げ、きちんとした形で引退をしなければいけない。
だが、目指すべきゴールは失われモチベーションは保たれてない、それでも時間や制作、費用、人員至る所に問題は山積みであることは変わらない。
更にそういった状況で、それぞれがそれぞれの悩み、苦しみ、決意を持ちながらも上手く噛み合わない。

そうなって、改めて思い出される過去の先輩たちの記憶、後輩たちの意思。

それら全てに翻弄されながら、引退までの数ヶ月。
落選通知は、彼らにとって最も密度の濃い数ヶ月が始まった報告でもあった。
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