後悔と自責
拘置所の独房の中で、私は後悔をしていた。
凄まじい後悔を…
なんでこんなことしたんだろう?
する必要なんかあったのか?
親にも兄弟にも迷惑をかけてしまった…
このような自責に私は苦しんでいた。
もがき苦しみ、考えいたことが被害者そして被害者遺族に手紙を書き続けることだった。
謝罪を込めて。
そして毎日被害者に対しても謝罪をしていた。
しかし最初は遺族は手紙を受け取ってはくれなかった。
私も精一杯書いた。
ずっと送り続けた。
そして返事が来た。
内容はあなたは私の大切な人達を殺めた。あなたの謝罪など聞きたくもない。
と書かれていた。
ショックだった。
これは私の独りよがりだったと…
しかし私にできることは手紙を書くことしかなかった。
だから何を言われても描き続けた。
謝罪と悔いの気持ちを込めて。
しばらくすると、返事に変化があった。
しっかりと精神を強く持って罪を償ってほしいという返事が来た。
私は涙が出た。
大切な人を殺めた私に返事をくれたことに対して。
そのまま5年がたった。
遺族に手紙はずっと送っていた。
この命が尽きるまで…
誰かが面会に来た。誰かと思っているとそこにいたのは、遺族だった。
なぜ会いに来たのか?
そう思った。
話を聞いているとすぐにわかった。
私の本当の気持ちを知りたい遺族は思ったのだ。
私は思っていることをそのまま伝えた。
遺族は、大切な人を殺めたあなたを許すことはできない。
でも、家族もあなたの心のそこがわかってきて成仏できた気がするといった。
私はただただ聞くしかなかった…




