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3/3

Hello.I am Death

序章。

---------------------------------------------

4/3 金曜日。 雨。

雨は嫌い。

ジメジメするし、髪がはねるし。

あと、検査は大体雨の日だし。

雨だと、あの日を思い出すし。

あの日の夢をよく見るようになるから、雨は嫌い。


今日、良いことがあった。

良いことって言うのかわからないけど、とっても嬉しい人が来た。

やっと、お母さんとお父さんに会えそう。雨なのに嬉しい。

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「ねぇ、死神さん?」

陽菜はペンを置いて、傍に座っている女性に話しかける。

女性は少し首を傾げる。

「名前は..あるの?何て呼んだらいいかな?」

陽菜の表情はすぐに変わる。

考え込んだと思ったら笑っていた。

正反対に、女性の表情はいつまでも変わらない。

「名前はありません。好きにお呼びください。」

女性は陽菜の目を見ている。

その焦点は陽菜には無いような気がしていた。

陽菜は少し考え込んだあと、頭を掻きながらはにかむ。

「思いつかないやぁ。死神さんでいいかなぁ」

独り言のようにつぶやく。

どうぞ。と女性は言った。

陽菜は笑いながら、外を見る。

雨の音は、もう聴こえなくなっていた。




これにておしまいです。ちゃんちゃん。

続きは気が向けば書きますたぶん。

気が向かなきゃ書きません。

でも、ラストがない方がみんな楽しく想像できるでしょ?

それではまた会う日まで。

Let's meet again.

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