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雨もしたたる、良い河童

出島浩平のうららかな午後

お久しぶりです、皆々様。小説家になろうさんサイトで、初めて連載投稿させて頂いた拙作、「雨もしたたる良い河童」のユニークアクセスが8万5千を記録していました。これもひとえに、読んで下さった皆様のおかげです。

感謝の気持ちを表すには、気持ちの悪いひとがいますが、出島さんの気持ち悪さが読みたい!という奇特で素敵な方のために。

 「暇ね」


 全開になった窓からは、風と呼べるほどの風も入ってこず、ちらほらと見える雲ですら、頑固に動こうともしない。


 「暇だな」


 つまり、風もなく、ただ暑いだけの昼下がり。


 だらり、と白い肌を惜しげもなくさらして、ローテーブルの上に腕をのせ、露井あやのがもう一度、

 「暇だわ」

と呟いた。その瞳は暑さにやられてしまって、最早うつろである。


 シャツの袖をまくり上げ、ボタンを三つほど開けて、均整の取れた胸板をチラリズムさせながら、黒本賢介も、

 「暇すぎる」

と無表情に同意した。


 「大体、暑すぎるのよ」

 「風もないしな」

 「こんなときに限って、冷蔵庫の氷切らしてるし」

 「冷えたビールも飲み切っちゃったしな」

 「だからって、外に出るなんて、そんな自殺行為」

 「無理無理。今更、外に出るのは無理だよ、女史」

 「その女史って呼び方、やめてくれない? 年取って聞こえるから」

 「だって、充分年喰ってるじゃないか、女史」

 「ベランダから投げ飛ばしてあげましょうか?」

 「いやいや、褒め言葉だよ? 成熟した、魅力的な女性だってこと」

 「はん、口から出任せがよく出ること。感心するわ」

 「どうも」


 大して意味のない、じゃれ合いのような言い争いも、自然に沈黙へと姿を変える。どちらともなく、盛大なため息をついてから、


 「暇……」


 それから、これまたどちらともなく、ローテーブルの下に置かれたリモコン入れから、テレビのリモコンを取り出す。


 「ワイドショーでも、見る?」

 「まあ、たまには、人間社会のゴシップを見るのも、面白いかもね」


 まったくやる気も熱意も感じられない言葉の交換をして、リモコンのスイッチを入れた。


 テレビの画面では、ちょうどCMが開けたところらしく、壇上に座っている数人の人間がにこにことこちらを見ている。


 「はい! では、このゴールデンウィーク、一体どんなイベントが流行っているのか。林レポーターが調べてくれています。林レポーター?」


 画面が切り替わると、わざとらしいほどの笑顔のレポーターの姿が映る。マイクを片手に、大仰なリアクションで、林レポーターが口を開く。


 「はーい。林です。今、私はですね、若者の間で大人気というこのカフェ。こちらの近くで、皆さんのお話を伺ってみたいと思います。さあ、このゴールデンウィーク、一体どんなことが流行っているのでしょうか。早速、お話を、あ、あそこのイケメンに聞いてみましょう!」


 言ってから、カフェから少し離れた通行人に林レポーターが駆け寄っていく。


 「すいませーん。ちょっと良いですかー?」

 「はい?」


 柔和に答えるその姿がカメラが捕らえると、あやのと賢介が同時に画面を指さした。


 「ああ!」





 このくっそ暑い中、何が悲しくて、ひとさまが楽しみにしているイベントとやらをレポートしなくてはいけないのか。林レポーターこと、林宏美の頭の中には、風がないせいで淀んで感じる空気、燦々と輝くどころか、ちりちりと髪を焼き焦がしてしまいそうなほどの太陽、それに伴う恐怖の大魔王の如き紫外線がもたらすストレスが着々と蓄積し始めていた。


 やってらんないわ。


 芸能界に入れば、ちやほやされると聞いていたから、事務所に入れば即スターになると聞いていたから。それが、どうだ。この林宏美とあろう者が、お昼間のワイドショーの突撃レポーターとは。


 それでも、一応はメジャーな局だから我慢してやっているのだ。番組からは、流行に敏感そうなサクラを何人かカフェ近くに配置したから、そいつらに聞いてやれと言われているけれど、宏美はその姿を見つけて、あえて番組の意向に反することにした。


 モデルもかくや、という程の美青年を見つけたからだ。着ているものは大したことがない。ぱっと見て確認出来るようなブランドものも身につけていないし、アクセサリーだってひとつも身にまとっていない。薄いグレーのTシャツに、リネンのパンツ、そして雪駄。それだけで、様になる着こなし。つまりは、身体が綺麗だということだ。ほっかむりのようなものをかぶってはいるが、そういう新しいおしゃれなのかもしれない。ともあれ、それすらも絵になるのだから、さすがは美青年といったところだ。


 「すいませーん。ちょっと良いですかー?」


 愛想良く声をかければ、美青年は柔和な笑顔を浮かべて宏美の方へと振り返り、歩みを止めた。


 おお。予想以上。


 思わず、心の中でガッツポーズを取る宏美には、不満そうに宏美の後をついてきたカメラマンなど既に眼中にない。


 ほっかむりからのぞくのは、さらさらの薄茶の髪の毛。理想的なアーモンド形の瞳には、ちらりと緑が混じる。整った鼻梁に続くのは、これまた完璧な口唇。くいと上がった口角、薄くもなく厚くもない唇はつやつやとしていて、ほんのりと桜色に染まっている。


 「あ……」


 気付けば、美青年に見とれていて、宏美は一瞬言葉を失う。レポーターとして一番やってはいけないことだとさんざ教えられていたから、舌打ちをしたくなったけれど、それをこらえてすぐにカメラ用の笑顔に戻す。


 「ちょっと良いですか?」

 「あ、はい」


 穏やかでいて、甘く艶のある声。なんてことだ。この美青年、声まで美青年!


 「今ですねー、街角レポート中なんですよー」

 「それは、それは。この炎天下の中、ご苦労様です」


 ぺこり、と美青年が会釈をする。萌え! これが萌えか!


 「あ、えっと、まずは、お名前、良いですか?」

 「出島浩平と申します」


 ……意外と名前はださいのね。


 「出島さん、ゴールデンウィークのご予定なんてありますか?」

 「ごーるでん? うぃーく?」

 「…はい、ゴールデンウィークです」

 「……て、何ですか?」

 「え?」


 予想していなかった反応に、宏美は口ごもる。


 「あ! あれですね! 五月の! うららかな日に、連休を入れて、皆さんで色んなところの景気を良くしよう計画の、ゴールデンウィークですね?」

 「えっと、ええ、え、そ、そう、ですかね」

 「それで、貴方……。貴方、お名前は何と仰るのですか?」

 「あ、私、林宏美と言います」

 「林さん。林さんは、それで、皆さんのどうやったら景気が良くなるかな算段を聞いて回ってらっしゃるのですね?」

 「え、えっと、そう、なんですかね」

 「なるほど! では、お答えいたしましょう! ずばり、景気を良くするには、愛です!」

 「は?」


 宏美にどんどんと近付いてくる美青年は、相変わらずにこにこしていて相変わらず無敵な可愛さだが、その言動は少しだけ理解不能である。


 「良いですか、林さん。そして、これをご覧のお茶の間の皆様。愛です。この世は、愛によって始まり、愛によって終わるのです。そして、愛の終わりは、愛の始まりでもある。つまり、愛がある限り、この世に終焉など来る筈がない。ラブ&ピースとは良く言ったものですね。愛するひとを、自分の可能な限り愛する、たったそれだけで、世界は驚くほど素晴らしいものとなります。そして、その素晴らしいものを、わざわざ壊そうとする不届き者が出現するでしょうか? ええ、その通り。不届き者にだって、愛は必要なのです。不届き者に愛する者が出来れば、不届き者を愛するひとがいれば、不届き者は、世界を破壊する理由がなくなる。したがって、このゴールデンウィークは、愛するひとと過ごしましょう。愛するひとを愛し、愛してくれるひとに愛され、そして更に愛を深める。嗚呼! なんて素晴らしい!」


 自己啓発セミナーのようなことを熱っぽく語りながら、美青年は、いつの間にやら宏美の手からマイクを奪ってしまっている。ほっかむりをかぶった、尋常でない美青年が、異常なテンションでリアクション激しく、朗々とカメラに向かって愛を語るその様は、近くにいた通行人の足を止めるほどだ。


 「さて、林さん。貴方には、愛するひとはいますか?」


 何故か、反対に質問されているそのことに異を唱えられず、宏美は、

 「おかあさん、かな」 

などと答えてしまっている。


 「素晴らしい!」


 鼓膜が破れるんじゃないかと思うほどの声を上げて、美青年が感嘆の涙を流す。カメラにうるうるした瞳を向けると、美青年は更に声を張り上げた。


 「ご覧になってますか、林さんのお母さま!」


 くるりと宏美に向き直り、

 「林さん。 お母さまのお名前は?」

 「あ、由美、です」


 「由美さん! お聞きになっていますか! 由美さんの娘さんは、この炎天下の中、愛の普及にいそしむ、健気なお子さんです! 例え、暑さで汗が流れて、ファンデーションが少し取れていても、ウォータープルーフ過ぎてがっちがちになったマスカラが天を向いていても、つけまつげの少し取れてきていても、それでも頑張る、出来た娘さんです!」

 「ちょっと!」


 さすがにかちんときて、宏美が抗議の声を上げると、美青年は蠱惑的なほどの笑みを浮かべる。


 「僕に、愛するひとがいないか、お尋ねにならないのですか? それが、当初の目的では?」


 誰のせいでぐちゃぐちゃになってしまったと思っているのか。そう思っている自分はいるはずなのに、何故か丸め込まれてしまう。宏美は、こほんと咳払いをしてから、もう一度、鏡で何度も研究した自分が一番可愛く見える角度をカメラに向ける。


 「では、出島さん。出島さんは、その愛するひとと、ゴールデンウィークを過ごされるんですか?」

 「当たり前田のクラッカーです!」

 「……はあ?」

 「あれ? ご存知ありませんか? 空前絶後のジョークですよ?」

 「知りませんけど」

 「まあ、良いや。もーねー、僕もね、ここ数週間は不眠不休で頑張りましたからね。何故って、それはもちろん、このゴールデン何とかをお休みにするためにですよ。そうでもしないと、絶対、今頃海外に出張命令出されてましたからね。でもね、もう大丈夫ですよ。有休、確実ですから。今日から三日間は、僕はうららさんのものですからね!」

 「うららさん?」

 「うららさん! 僕の愛するひと、僕の愛そのものです!」


 じわじわと、マイクを取り戻そうとしていた宏美の目の前で、美青年がマイクを力強く握り直した。ぶん! と勢い良く振り回して、一度身体を軽やかに回転させる。まったく辻褄の合わないその行動が、何故かフィギュアスケート選手の美しさを彷彿とさせる。


 「うららさん。うららさん。うららさん。うららさんのお名前を口にするだけで、僕の心は冷たい冬の雪が溶けていくがごとく、春の花びらが咲き綻ぶがごとく、夏の風がそよぐがごとく、秋の紅葉が頬を染めるがごとく。ああ、うららさん。うららさんの美しい瞳に見つめられれば、僕はメデューサに魅入られた旅人のように、うららさんのいたいけな唇が開かれれば、僕はその魅惑的な言の葉に縛られ、うららさんの上質の絹のような肌が触れれば、僕はそこからうららさんの色に染まっていくでしょう。でも、それでも良い。うららさんになら、僕はぼろぼろになっても構わない! 何故って、うららさん! それは、貴女が!!!!!!!」


 マイク片手に、カメラの前で、通行人がくすくす笑う中、ほっかむりをかぶって舞い踊る美青年は、美しいを通り越してシュールだ。そんな美青年のスピーチもクライマックスを迎えようとしていた。その時。


 「出島さん、何やってるんですか! 恥ずかしい!」


 抑えた、でも必死な声が美青年の動きを止める。それから数秒間、美青年は微動だにしない。動かなくなると、途端に彫刻の美しさを取り戻す美青年は、しかし、数秒後に人間離れした跳躍を見せると、人垣の中から声の主を見つけ出し、がっしりとそれを抱き締めた。


 「うららさん! お迎えに来てくださったのですね! 感激です!」

 「違います! 出島さんが、あんまり大きな声でぎゃーぎゃー騒いでいるから」

 「心配になったのですね、僕のことが! 感激です!」

 「違います! 出島さんが、また変態行為を公共の場でしているから」

 「僕が他のひとに取られてしまうのかと思って、ヤキモチを妬かれたのですね! 感激です!」

 「違います! あたしは、ただ」

 「ただ、僕に人目会いたかっただけだと! OH! 何てことでしょう! 僕とうららさんは相思相愛ですね! 感激です!」

 「違います、って、ば!」


 じたじたと、美青年に抱き締められて、苦しそうに息をしていた声の主が、苛々を隠そうともせずに美青年の臑を蹴った。


 「ぎゃん!」


 臑の一番痛いところに当たったのか、美青年は片足でけんけんと飛び上がりながらも、笑みを浮かべ続けている。けんけんと跳び上がったまま、美青年は、心なしか上気した頬でうっとりと呟いた。


 「この痛み……、うららさん、本物のうららさんですね。 感激です!」

 「くっ、このマゾ変態……」


 目を合わせるのも嫌だというように、声の主がじわじわと美青年から離れる。


 ぱっと見は、どこにでもいそうな女子高生。少しくせのあるセミロングの髪は、高い位置で結わえられていたのだろうけれど、先程の美青年の抱擁でぐちゃぐちゃになってしまっている。日本人にしては薄い茶色の瞳は軽蔑の色に染まっていて、薄い唇は固く結ばれ、浅く息をしながら肩を上下させる様は、奇妙に魅力的だ。


 「あの……」


 女子高生に飛びかかった際に落ちたマイクを拾った宏美は、まだけんけん飛びを続けている美青年は無視して、少女に声をかけた。


 「あ、すいません! お騒がせして、すいません! このひと、ちょっと普通じゃないっていうか。あ、悪いひとじゃないんですけど、ちょっと空気が読めなくて先が読めなくて、しかもどうしようもない変態なので、常識とかが理解出来なくて。でも、悪人ってわけじゃないですし、見た通り、頭の中身は綿菓子で出来ているので、悪事はしませんから」


 「うららしゃん!」


 ほっかむりをかぶった美青年が、鼻水を垂らしながら号泣する。 すいません、すいません、と何度も頭を下げる少女の背後から、美青年がぐあば!と両腕を広げれば、少女は間髪入れずに裏拳を美青年の顔の真ん中に見舞わせる。


 「うりゃりゃしゃん!」


 尚もまだ、少女に近寄ろうとすると、少女は両手の平を美青年の額にあてた。一所懸命といった面持ちで踏ん張る少女に、じたばたと涙と鼻水を流しながら少女に近付こうとする美青年。一進一退の緊迫した事態を、ぽかんと口を開けて眺めていた宏美に、クルーからの指示が入る。 慌てて、取り繕った笑顔を作ると、

 「そ、それでは皆さん!楽しいゴールデンウィークをお過ごしください! 一旦、スタジオに戻しまーす。 スタジオの三木さん?」


 絶対、怒られる。もしかしたら、首かもしれない。


 そう考えれば、気持ちも沈むかと思ったが、目の前のおかしなふたりを見ていると、そんな気持ちも何故か湧いてこなかった。




 全開になった窓から、割れんばかりの笑い声が響く。


 あやのと賢介は、ばたばたとお互いに床を転げ回りながら、呼吸困難になるほど笑っていた。


 「あ、ああ、もう、浩平ったら」

 かろうじて、あやのがそれだけを声に出すと、賢介も、

 「うららちゃんも、相変わらず、超、良い味」

 「ああ、駄目……止まらない……」

 「あのふたり……」


 ひーひーとまだ笑い続ける部屋の電話が鳴り響く。賢介の携帯電話だ。笑いをかみ殺しながら、目尻の涙をぬぐって、賢介がディスプレイも確認せずによそ行きの声を出した。


 「もしもし?」


 受話器越しに聞こえるのは、切迫したような少女の声。賢介の顔に、また笑みが戻る。


 「あ、うららちゃん」

 「え?」


 賢介の言葉に、あやのもようやっと笑いを抑えて、身体を起こす。


 「うん。うん。うん……ぷっ、くくっ、いや、大丈夫、聞いてるよ、うん。うん。あ、そうなの? 分かった、じゃあ、今からこっちにおいでよ。ううん。あやのんち。あ、浩平も一緒なんだ? じゃあ、うん、後で。うん、うん。じゃあね」

 「なに? うららちゃん、どうしたの?」


 くつくつと、喉の奥で笑ってから、賢介があやのにいたずらっこの目を向けた。


 「うららちゃんから、お願いの電話。NKC情報部の俺に、今回のワイドショーの情報操作というか改竄か、が出来ないかってさ。すんげー困ってた、うららちゃん。今から、詳しい話を聞かせるから、こっちに来るって。 浩平も一緒に」

 「あらあら」


 艶然と微笑むと、あやのの瞳も妖しく光る。


 「暇じゃなくなっちゃったわね」

 「楽しませてくれるよ、あのふたりは」


 朗らかな笑い声が窓から漏れる。風が、吹き始めていた。


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[一言] 久々に出島さんの全開の変態振りにおもいっきり笑わせていただきましたw うららちゃん、生放送だっと知ったらどうなる(どうする)んでしょう。 せっかく頑張って休みを取ったのに無駄になりそうですね…
[一言] いつも出島さんを楽しく拝読しております。ストーカーの粋なのではと自分を危ぶみつつ、また謹んで感想をば……今回は「OH! 何てことでしょう!」に吹き出しました。それはむしろ貴方です出島さんっ春…
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