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異世界で無双しません!  作者: つきちよ
第1章
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異世界は突然に

ゆるゆる投稿しようと思います。よろしくお願いします!

なんで、こんなところにいるんだろう?


最初に思ったのはそんなことだった。


気がついたら寒くて薄暗い木々のなかで、すわっていた。さっきまで暖かい部屋でのんびりと惰眠をむさぼっていたはずだったのに。


寒い、異常に寒い。


「さむっ」


思わず口に出して白い息を吐き出した。


「なんだろここ…異常に寒いな…」


口にしたとたん、頭の中にある情報が浮かんできた。


"ナミの森"


突如あらわれた言葉に驚く。ナミの森?


この場所のことなのかな?まさか?


とにかく、暖かい場所に行きたい。なんでこんなところにいるのか理由はわからないけど、トイレにも行きたい。

寝て起きたら知らない場所にいるって、もしかして誘拐とかされた?…いや、そんなバカな。

私の家の私の部屋に誰がどう入ってきて連れ去るというのだ。メリットないし。

身代金とか取るなら森に放置とかしないだろうし。


とりあえず暖をとれるところを探したい。私は「暖かいところ~!どこ~?」と思いながら森の中を歩くことにした。




(ひいらぎ)りん。

それが私の名前。

普段は家でゴロゴロだらけることが大好きな普通の中学生。よくしゃべると言われる。本当にのんびりしてるので親からはあきれられているけど、それは我慢してください。こういう性格なので。


家では猫を飼っていて、くるみとチーズの2匹がいる。私がソファーに寝ころんでいるとよく近くにきて一緒に寝てくれていた。大好き。あったかいし、ふわふわでいい匂いがする。くるみとチーズに包まれると天国なのです。ああ、補給したい。


あんまりゲームとかやらないし、小説とかも読まないけど、異世界転生ものが流行っているのは知ってる。

父が転生もののアニメが好きでみていたから、人気あるんだなー、とは思ってた。


そういうのって、ゲーム知識がある人が転生するんじゃないの?なんのとりえもない普通の中学生だよ?私。


そう、てくてくと歩いているこの道は道とも言えないようなでこぼこした木の根や、なんだか見たことのない植物が生えていて、あきらかに私の住んでいた地域じゃない。もっと言うなら日本じゃなさそうだ。さて、どこなんでしょう?


誘拐されて外国に放置されたという可能性もなきにしもあらずだけど、これはやっぱり…。


「異世界、だよねえ?」


思わずこぼれてしまう。


"異世界です"


ふたたび、頭の中にあらわれた。えっと、何?


ここは異世界だ、って誰が教えてくれたの?

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