表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

EPILOGUE:Mr.ヘンドリックの帰結

 私は牢の中で泣いた。泣き続けた。



 あまりにも自分のしたことが情けなさすぎて涙が止まらなかった。



「爺さん、アンタは大した野郎だよ。その力、なんで世の中の為に活かさない?」

「いや、私はただ……ただ……ただ……」

「ん?」

「彼女に振り向いて欲しかった……」

「そうか。お迎えがきたよ」



 視線をあげるとそこにはムっとした顔のキャサリンがいた。



「帰りますよ。ご主人様」



 私は彼女が運転する車にのって家路を辿った。



 辿りついた先は私とキャサリンがいた豪邸ではない。



 私がかつて暮していた質素なアパートの一室だった。



「おかえりなさいませ! ご主人様!」



 こういう余生も悪くはないか――


∀・)ご一読頂きありがとうございました!下らなくて馬鹿馬鹿しいけど何か考察して貰えれるような作品を目指して書きました!メイドさんというと皆さん可愛いキャピキャピしたコを想像すると思うんですよ。そのなかでひときわ違うのを書こうと思って生まれたのがキャサリンとマイケルなんだと思います。受けとめ方は人それぞれだと思いますが、そのそれぞれを尊重したいと僕は思います☆☆☆彡

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  予想外の展開で、とても面白かったです!  キャサリンさんはユニークなメイドさんで、独自の魅力をお持ちで(爆)、「彼女に振り向いて欲しかった……」というMr.ヘンドリックの気持ちも分かりま…
[良い点] 企画ご参加ありがとうございます~(´艸`*) いやあ……まるで映画のような始まり方にビックリしましたが、ちゃんとつれないメイドさんも登場してハッピーエンドで良かったです~( ノД`) それ…
[良い点] ご主人様、ものすごく手の込んだことをなさったものですね。 豪邸ではなく、質素な我が家でキャサリンに迎えてもらえたときは、心から安堵する気持ちだったのでしょうね。 館上空で包囲された緊迫した…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ