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スノア来訪
ドアのノックがしたので扉を開けに向かう。
あれから今日の授業を全て終え、現在寮の部屋に戻ってくつろいでいるところだった。そこで誰かが来たようなので確かめるため扉を開けた。
「はい。どなたですか」
「……えっと、こんにちはです」
誰かを確かめながら扉を開けるとそこに居たのはアリシアさんの配下の妖精スノアさんだった。いったいどうしたのだろうか。アリシアさんから何かあって、そのかわりにスノアさんが伝えに来てくれたのだろうか。
予想外な来訪者だったが取り敢えず部屋の中に案内する。
「こんにちは、スノアさん。中へどうぞ」
「はい。ありがとうです」
部屋の中に案内して椅子を進めようと思ったのだが、スノアさんを見る。30センチくらいの大きさのスノアさんにはこの椅子は大きすぎるな。そのまま椅子に座ってもらってもいいのだご、そうすると低過ぎてかなり見下ろす形になってしまう。なので机の上を進めた。
「ここに座ってください」
「ありがとうです」
ふわふわと飛んできて机の上にちょこんと降りるスノアさん。その状況が少し可愛らしいと感じるのだった。




