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王女様と意地

 「えっと、イリス様、」


 「私は貴方の道具になんかなりません。そんな物になるくらいなら死んだ方がマシです」


 説得しようとイリス様に話しかけたところ話を遮るように言ってくるイリス様。俺の話を聞くつもりもなさそうだ。


 「あの、俺の話を聞いてくれませんか」


 「嫌です。どうせ私にいやらしい事をさせるつもりなんでしょう。そんな屈辱は死んでも受けるつもりはありません」


 この人、話を聞く気が全くないようだ。


 「しないですから。ないもしないですから」


 取り敢えず何しない事を必死に伝えるが。


 「信じられません。貴方の目が私にいやらしい事をすると語っています」


 そんなことは断じてないはずだ。


 「だからですね――」


 「貴方のその青い瞳が私の何もかもを見透かしているようでいやらしいです。その眼帯の下の目も隠れていていやらしいです」


 こ、こいつ……。流石に少し腹が立ってきた。


 「だから――」


 「嫌です。貴方のいやらしい声なんて聞きたくないです」


 こいつ、意地になってないか。俺が話しかけると子供のように嫌々と首を振るイリス様。

 なんか精神状態が不安定になっている気がする。

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