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王女様と考え方

 まさかの本心を語ってたイリス様。……すごいことをはっきりと言うな、この腹黒王女様。


 「……」


 そしてそんなイリス様を睨むように見るアリシアさん。物凄く不機嫌そうである。


 「イリス!その考えは変えるのじゃ!でないとアリシアが何をするか分からないのじゃ!」


 焦るルルムファさん。この人相当な苦労性なのではないだろうか。


 「そ、そう言われましても、道具に、悪びれることなんて、出来ません」


 ルルムファさんが説得しようとするもイリス様はそれを拒否する。しかしその声は震えている。そんなに震えるなら考えを変えれば良いと思うのだが、この人にとってそれほど平民は見下す存在なのだろうか。


 「……道具?」


 おっと、アリシアさんの声がどんどん冷たいものになっている。何回冷気みたいなのも体から漏れ出ている。


 「待つのじゃ!イリスも落ち着いて考えるのじゃ」


 ますます焦るルルムファさん。アリシアさんに氷の視線を向けられたイリス様はガクガクと震えている。


 「アリシアさん、俺のために怒ってくれるのはありがたいですが少し落ち着いてください」


 「……分かった、アイトが言うなら。でもこいつには罪を償ってもらう」


 そう言ってアリシアさんがイリス様を睨み、睨まれたイリス様はビクッと身体を震わせるのだった。

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