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王女様と首輪
「私のものになってください」
急な壁ドンからのそんな言葉。この人は一体何を言っているのか。
「えっと……」
そして戸惑いって言葉が出ないでいると何か首元でカチャッと音がした。気づけばイリス様の壁に手をついているのとは逆の手が俺の首元にある。イリス様こ顔に見張れてて気づかなかった。
何かされたのだろうと確認してみると何か首元にチョーカーの様なものが付けられている。
「それは『隷従の首輪』という魔法具です。私を主人として登録してあるのでこれで貴方は私に絶対服従です」
成程。私のものにって言うのはそういう意味か、てっ、はぁ!?
「絶対服従!?」
「はい。私の命令には逆らうことは出来ません」
そう怪しく微笑みながら言うイリス様。
イリス様はとても心優しいお方だと聞いていたんだが……何でこんなもを……。
「不思議そうですね。普段は猫を被っているので驚くのも仕方ないと思いますが」
初めてイリス様を見た時、素敵な方だなと思った。が、しかし今は全く違う。何で腹黒なんだ。
「それと、あなたに私のものになってもらう理由ですが、もちろん氷王様と親しくするためです」
見た目は本当に素敵な笑顔なんだけど、やはり感じられる雰囲気からは腹黒さを感じられるのだった。




