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氷王とファーストコンタクト

 俺の制止の言葉に動きを止めてくれた氷王様。

 よ、よかった。


 「何?」


 だけどそれによって俺にも冷たい視線が向けられる。

 こ、怖い。


 「え、え〜と……」


 言葉に詰まる俺。

 

 「おい!何のつもりだって言ってんだよ!」


 チンピラたちが怒りをあらわにしながら怒鳴ってくるけど無視。

 今はお前たちに構う余裕なんてない。


 「何?」


 言葉に詰まる俺に再度の質問。

 やばい。早く何か答えないと。


 「その、『氷王様』、落ち着いてください。こいつらは俺がなんとかするんで」


 いや、無理だけど。

 俺の戦闘力はあまり高く無い。このチンピラ三人を相手にすればボコボコにされるだろつ。

 でも、氷王様の怒りに巻き込まれるのだけはごめんだ。


 落ち着くように告げた俺の言葉に驚いたように目を見開く氷王様。

 先程までの冷たい視線は消えていて少し落ち着く。


 「氷王様?何いってんだ?」


 チンピラたちは俺の言葉に疑問に思っていたが無視。


 「どうして、分かったの?」


 冷たい視線がなくなって少しほっとしたが、驚いたままの発せられた氷王様の言葉に俺は再び嫌な汗を流すことになった。


 し、しまった!?

 うい『氷王様』って言ってしまった!?

 

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