表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/172

精霊王様と死線

 「よし、今後は妾が攻撃するのじゃ」


 「ちょ、ちょっと待ってください!?」


 いやいやいや!?無理ですからね!?それをどうしろと!?防げたでも言うんですか!?

 

 「なんじゃ?手加減はするから安心するのじゃ」


 だから何に安心するば良いんですか!?あなたな手加減しても俺なんかには防げませんよ!?

 だけどどうやら精霊王様はやめてくれそうになさそうである。


 「行くのじゃ」


 「はい……」


 諦めて構えることにする。この人、結構強引だな。

 どんな攻撃がこようと『見る』だけなら出来る。それがたとえ神速の速さでも完全に右までなら取られることは出来る。ただ対処出来るかは別問題だ。動体視力がどんなによくても身体が付いてこなければ対処できない。 

 

 俺が構えたのを確認してから精霊王様はこちらに大きな木の根の様なものを勢いよく伸ばしてくる。それは完全に直撃コースだ。

 危なっ!?あんなの当たったら腹に穴が開くんだけど!?

 先端が尖った根を何とか横に倒れるように飛んで避ける。


 「ふむ。お主の実力はそんなものじゃないはずじゃ。次じゃ」


 そう言って再び木の根を飛ばしてくる。しかもさっきよりも高速で。その根を俺は右目で確実に捉えている。スローモーションのように根はこちらへと迫ってくるが……

 

 これは無理だ。


 身体を思いっきり動かすが直撃は避けられないだろう。身体能力が動体視力に全く追いついていない。ただただ迫ってくる根を見ることしかできない。


 これは死んだな。


 そう思い反射的に目を閉じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ