表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/172

制止

 「出て行って。出て行かないなら……凍らす」

 

 その言葉とともに冷たく鋭い視線を男たちに向ける氷王様。

 な、何あの視線。俺だったら向けられただけで心臓が凍りつきそうだけど……。


 「ガハハハ。凍らす?なんだこいつ?」

 「もしかして、魔法使いか?」

 「おもしれぇ。やれるもんならやってみろ」


 こいつら危機感知能力死んでんのか!?

 氷王様のその視線だけで全てが凍るような視線を向けてもガハハと笑う男たち。

 そんな男たちを見て氷王様が男たちに向けて手を開いて向けた。


 「これが最後。出て行って」


 最後通告をする氷王様。

 だけど、当然そんな言葉を聞く奴らではない。


 「おぉ、やってみやがれ!」


 少し怒りを込めて叫ぶ男。


 だからやめろって!その人、本当にできるからな!お前たち程度、一瞬で氷漬けにされるからな!

 

 男たちの反応を見た氷王様はその上げた手に魔力を集めだした。


 不味い!この人、マジでやる気だ!

 何とかしないと、この店が氷漬けになる!


 「ま、待ってください!」


 焦った俺は慌てて氷王様に声をかけた。

 このままだと俺まで凍えそうな気がした体からだ。


 「あぁ、なんだてめぇ?」


 俺の制止の声に真っ先に反応したのはチンピラたち。

 俺の方を睨みつけてくる。


 お前たちに言ってないよ!俺は氷王様に言ってんだよ!

 というか、お前たちのことも助けてやろうと思ってんだよ!


 心の中でチンピラたちを怒鳴りながらも、氷王様がひとまず動きを止めてくれたことにほっと胸をなでおろした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ