転移装置
「ありがとうございます。遠慮なく頂きますね」
軽く頭を下げながらお礼を言う。折角だしフィリアさんから転移装置を頂いた。
と、勝手に話を進めていたがその前にアリシアさんにここにいつでも来て良いか尋ねないとだな。
「アリシアさん、また遊びに来たら来ても良いですか?」
「勿論。いつでも遊びに来てね」
俺の質問に満面の笑みを浮かべながら頷いてくれた。
「ありがとうございます」
許可も頂けだし、また遊びに来よう。こうやってアリシアさんと話しているだけでも楽しいからな。
それと、出来ればスノアさんとレイさんとも仲良くなりたいしな。
「それの使い方だが——」
それからフィリアさんに転移装置の使い方について教わった。
転移装置にも様々な種類があり、俺が頂いたのはかなりランクの高い物らしい。距離自体に制限がないという優れものだ。これくらいのクラスでないと俺が今暮らしいる学園の寮からここまで届かないのだ。
ただし場所の登録が必要で、登録できるのは最大4箇所。一つはここ、アリシアさんの家、もう一つは学園の寮の部屋で登録することにする。登録はその場にいないと出来ないので今はアリシアさんの家だけ登録しておいて寮の部屋は帰ってからする事にする。
それと結界のあるところなどは登録できないらしい。正確には登録はできるけど、結界に阻害されて転移出来ないらしいのだ。




