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氷王様と新たな決意

 結界の術式を完全に把握したことを伝えるとすごく喜んでいるアリシアさん。

 だけどこの結界は本当に強力なのだ。俺が普通に解こうとすると、例え完璧に術式を把握していたとしても生涯かけても解くことは出来ないだろう。

 何せ魔王であるアリシアさんが一万年もの間、解くことの出来なかった結界だ。俺なんかが普通に解けるはずもない。

 そのことを素直に伝える。

 落ち込ませてしまうかと思ったんだけど、そんなことは全くなかった。


 「うん、大丈夫だよ。術式さえ教えてくれれば私が解くから」


 確かにな。それもそうか。

 そもそも術式の把握で困難していた訳だし、そこさえ完璧に把握できていれば魔王であるアリシアさんなら解けるのだろう。

 でも、この術式を完璧に伝えることが出来るだろうか。

 一応紙なんかに書くことも出来るけど複雑で書くだけでも大変だ。


 「……タグ、かな?」


 大変そうだなぁ。と少し口をつぐんでしまっていると、それを感じ取ったのかアリシアさんが少し残念そうな顔でダメかと訊いてくる。

 これは、断れない。

 小首を傾げてうるうるとした目で真っ直ぐこっちを見てくるアリシアはん。

 これは反則である。

 

 でも、これを伝えるのは本当に大変なのだ。

 よし。だったら俺が解こう。

 術式を伝えるより、こっちの方が役な気がする。

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