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氷王様と封印の部屋
現在、俺たちはアリかあさんの家の廊下を歩いている。先頭にアリシアさんがいて、誘導してくれているかたちだ。
それと……
「……」
さっきから俺の後ろを飛んで付いてくるスノアさんだ。
核とならをアリシアさんは俺に見せたいみたいだけも、それをスノアさんが大反対。
それでもアリシアさんが「アイトくんは大丈夫」と何とかスノアさんもそれ以上何も言えなくなった。主人であるアリシアさんのことを心から信じているという感じは伝わって来るのだが、それでもやはり俺のことは一欠片も信用していない様子。まぁ、今さっき会ったばかりなんだから信用しろという方が無理があるのかもしれない。
むしろ何故アリシアさんが俺のことをここまで信じてくれているのかが不思議なくらいだ。信じてくれるのはとても嬉しいので文句はないのだが。
「ここだよ」
暫く歩いてどうやら目的の場所に着いたみたいだ。
目の前には丈夫そうな扉がある。
「アイトくん、これ分かる?」
扉を指差しながら首を傾げてわかるかどうかを尋ねてくるアリシアさん。
ここでの「分かる」というのは右目で見て分かるかどうかということだろう。
なので右目で『見てみる』。
「結界、がありますね」
その扉にはかなり強力な結界が張られているみたいでいかにも封印された部屋といった感じだった。




