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氷王様と対話

 同じテーブルに着いた俺たちは向かい合って座り、お互い自己紹介を済ませる。

 お互い、メニューも注文した。


 「えっと、それで何でしょうか?氷王様」


 一緒のテーブルに着いたのは氷王様に話があると誘われたから。

 なので何か用かと尋ねてみる。が、まぁ、さっきのことだよな。大体の予想はつく。


 「どうして私が氷王だって分かったの?」

 

 やはりである。

 予想通り先程の質問を再びされる。

 これは、どうしたものか。

 本当のことを言うか、それとも誤魔化すか。

 誤魔化すにしてもどう誤魔化すか。

 俺は戦闘力も大して高く無い、一般的な人間の力しかない。

 そんな俺が全知の力を持ってるなんて知られたら面倒なことになったり、利用されたりするかもしれないからあまり言いたくは無い。

 

 「その右目、かな?」

 

 どうしようかと悩んで少し黙ってしまっていたところ氷王様が予想を立てて、訊いてくる。

 やっぱり気づかれているみたいだ。さっきももの凄く近くで目を見られてたし。


 「そうです……」


 なのでもう白状して言う方にした。

 相手は魔王の一人だし、どっちにしろ隠し事なんてしないほうがいいかもしれない。それと何となくではあるけど、この人は決して悪い人では無い気がするので話しても大丈夫な気がする。


 氷王様の質問に頷いた後、右目のことについて説明を始めた。

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