〜最終章〜胃の中の血
これで完結だお!
飛び出すように家を出たがどこに行くというあてもなにもない。とりあえず歩いていたら疲れたので公園のベンチに腰をかけた。朝の強い冬の日差しが42歳の俺の体力を奪っていたようだ。
俺「よっこいしょーいち。なんつって…ふぅー」
電車の踏切の音がなった。
俺「この落ち着けない音、そーいや昔もここで一息ついてたっけ」
俺が12歳の時私の父がさいたま市を買取り埼玉市と改名した。代償としては多額の借金を手に入れてしまった。その後父は 「な…なんで、お……が…。」と言い残し自殺してしまった。俺が14の時だった。そのおかげで母は精神病になり今に至る。思春期だったという事もあり家に帰るのが嫌でいつもこの公園で時間をつぶしていた。正直母のテンションについていくのは大変だ。
俺「上手くいかねーもんだな。人生って…逮捕歴がある42歳なんて絶対に採用してくんなもんなー。」
ちなみに俺は昔から急に人格を失う事があった。失うと自分でも何をするかわからない。逮捕されたのもそれであった。なんの計画もなく唐突に金が欲しくなった俺は銀行強盗をした。入店わずか2分で取り押さえられた。目をつぶっている間に起った出来事のようにあっという間であった。
気づけば公園では子供がはしゃいでいた。
俺「楽しそうでいいなぁ…俺も恵まれた環境で生活したかったな…」
グゥーー
俺「腹減ったなぁ…笑笑」
気を紛らわすために俺は目をつぶった。
6時のチャイムがなった。公園にいた子供はいなくなっていた。
俺「俺はなにをしているんだ。またやってしまったよ笑笑…ゲポッ」
いつの間にか俺は腹が満たされていた。
今日はいつもより冷えていて手がカピカピに乾燥していた。
うるさい電車の踏切の音がした
普段より重い腰をあげた
俺は音がなる方向へと歩いていった…
~翌日~
「おはようございます。今日のニュースです。昨夜埼玉県に住む42歳の男性が電車と接触し死亡が確認されました。男の手には男のものと一致しない血痕が付着していたことや、男性は以前にも強盗殺人をしていたため警察は何らかの事件に絡んでいると見て捜査を進めています。続いてのニュースです…」
この小説はつまり主人公が殺人鬼であり子供を食べてしまったという事です。急に人格が変わってしまい自分自身でやった事ではないんだと自分に言い聞かせ自分自身に嘘をつき続けていたという事です。本当に彼のお父さんも自殺なのでしょうか…?
ご閲覧ありがとうございました。




